河出文庫<br> リンバロストの乙女〈下〉

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河出文庫
リンバロストの乙女〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309464008
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

優秀な学業を修め、美しく成長したエルノラは、ある日リンバロストの森で一人の青年と出会う。村岡花子の名訳復刊。解説=梨木香歩。

【著者紹介】
1863-1924。米作家、博物学者。インディアナ州生。1886年、リンバロストの沼地のあるジュニーヴァへ移住、雑誌への寄稿を開始。初小説『そばかすの少年』(1904)と続篇の本書が大ベストセラーに。

内容説明

エルノラは、優秀な成績で高等学校を卒業し、美しい女性に成長した。娘への愛情にようやく気づいた母親に見守られながら、大学を目指す。ある日、療養のためにリンバロストの森を訪れた名家の青年フィリップと出あい、惹かれあうエルノラ。しかし、彼にはすでに許嫁がいた。この作品を誰よりも愛した村岡花子の名訳で贈る。

著者等紹介

ポーター,ジーン[ポーター,ジーン] [Stratton‐Porter,Gene]
1863‐1924年。アメリカの作家、博物学者。インディアナ州に生まれ、豊かな自然の中で成長する。1886年、結婚を機にリンバロストの沼地のある同州ジュニーヴァへ移住。鳥類や昆虫の写真を撮りながら、雑誌へのコラム寄稿を始める。初めての小説『そばかすの少年』(1904)および、その姉妹編にあたる『リンバロストの乙女』がそれぞれ200万部を超える大ベストセラーとなる

村岡花子[ムラオカハナコ]
1893‐1968年。山梨県甲府市生まれ。翻訳家・評論家。東洋英和女学校卒業。山梨英和女学校の教師、教文館の編集者を経て、児童文学の創作や英米文学の翻訳の道に進む。L・モンゴメリ『赤毛のアン』の日本への紹介者として有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

52
突如のように変身した母ケート。楽しみにしていたところへフィリップ登場。お金持ちで弁護士、見た目も性格も良し。なんだかハーレクイン・ロマンス小説。フィリップの婚約者エディスが驕慢な女性として登場。豪華な婚約披露パーティーで嫉妬から癇癪を起こしたエディスがフィリップからの婚約指輪を投げて婚約破棄宣言。そこからが私には面白くなくなってきました。梨木香歩さんの解説で「著者が生粋のナチュラリストで、自然に親しむ素晴らしさを伝えてたかった。真の主人公は蛾ではないかと思うほど」との文に共感。 2016/08/27

emi

35
上巻からは想像できない展開の連続に、とてもびっくりしました!進学の道が危ぶまれ、大事な蛾のコレクションをお母さんに壊され、そして婚約者のいる青年との恋…盛りだくさんでトーンも違ったため、違う本かなと思う位でした。特にお母さんの変貌ぶりがすごい。多分不器用な人なんだなぁと思ってたけど、娘を愛することができるようになってからの彼女の心身の変化が驚きでした。エルノラも負けてなくて、ライバルに対する出来すぎた行動に驚嘆。訳者の村岡花子さんは、働きながら勉強している若い人々に本書を捧げたいと。成長し続ける方にぜひ。2015/10/10

慧の本箱

18
結局収まる所に収まって目出度しでしたが。読み手が手にする時期をちょっと間違えたのかもです。遥かかなたのいにしえの少女時代に手にしていたらこんな気分にはならなかったかも???・・あんなに鬼継母みたいだった実の母親が変わっていくのも程があるって感じでしたし・・・やっぱりなんだかなあ~で読了でした。2023/05/22

yuki**

16
上巻が『成長』の物語だとすると、下巻は『愛』の物語。エルノラの、困難を困難と思わず知恵を使い、自分の道をどんどん切り開き成長していく姿が、この物語の芯となって、彼女の幸せを願わずにはいられません。彼女に意地悪ばかりしてしまう母親も人間。その苦悩、壁が崩壊できたとき、感動しました。下巻は、青春。エルノラの恋愛。そばかすとエンゼルもエルノラの支えとして最後にでてきてくれて、とっても幸せそうで嬉しかった。リンバロストシリーズ、大好きになりました‼2015/07/28

鳩羽

14
成績優秀で優しくて思いやりがあって…というエルノラにまったく面白みがないけれど、毒親のコムストック夫人や恋敵となるエディスが本当に魅力的で、その点が鮮烈な印象を残す。エルノラは何でもできるし、以外と喧嘩上等で負けない性格をしているし、親しみを持って共感できるところがない。けれど、この母親やエディスはどうしようもないくらい捻くれていたり我儘だったりで、十分に痛い目を見る。そしてなんとか這い上がろうとする。そこに人間のしぶとさがあって、感動するのだろう。2015/08/13

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