河出文庫<br> 大いなる遺産〈上〉

個数:
電子版価格
¥1,045
  • 電書あり

河出文庫
大いなる遺産〈上〉

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2024年04月20日 14時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 415p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309463599
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

テムズ河口の寒村で暮す少年ピップは、ある日大きな屋敷に連れて行かれる。女主人の婚礼で時が止まったままのその家では、昔日の花嫁と美少女エステラが奇妙な隠遁生活を送っていた。やがて莫大な財産を約束されたピップはロンドンに旅立つ…。巨匠ディケンズの自伝的要素もふまえた最高傑作、抜群に読みやすい新訳版。

著者等紹介

ディケンズ,チャールズ[ディケンズ,チャールズ][Dickens,Charles]
1812年ポーツマス生まれ。19世紀ヨーロッパを代表する小説家。後年の作家たちに多大な影響を与えている。1870年没

佐々木徹[ササキトオル]
1956年生まれ。京都大学大学院教授。専門はイギリス小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はたっぴ

98
『二都物語』に感動したので、ディケンズのこちらの作品に挑戦したが、冒頭から主人公ピップの気の毒な生い立ちが気になって仕方ない。幼少から実姉に容赦ない扱いを受けていたピップ。彼の味方は義兄ジョーと心優しいビディーだけだった。鍛冶場でジョーの片腕となり、姉夫婦と共に暮らすはずだったピップが、謎の人物から遺産を相続することになり、そこから話は思わぬ方向に進んでいく。あれほど懐いていたジョーには目もくれず、いそいそと田舎をあとにするピップ。この展開は何を意味しているのだろう。謎の人物が大いに気になりつつ下巻へ。2017/04/26

Ryuko

27
不幸な生い立ちのピップ。父と母の墓で、囚人と出合い、脅されたために食べ物と鑢を渡す。姉の夫で友達でもあるジョーにもそのことを言えない。食べ物が減っていることが姉にばれたらどうしようとドキドキしているピップがとても気の毒で痛々しい。哀しい境遇ながらもジョー、ビディーというよき友に囲まれていたのに、思いがけず、莫大な財産が手に入ることになり、ピップは変わっていく。ジョー、ビディーと離れちゃだめだよ、とヤキモキしながら上巻終了。下巻へ。2018/08/09

ごへいもち

24
「文庫オリジナルの訳し下ろし」だそうな(はじめて聞く言葉!)。 さすがに面白い。 最初はとっつき悪かったけど途中からは先が気になって…。 下巻を読むのが楽しみ2012/01/29

北風

19
大いなる遺産とは、もちろん大金なんだろうけれど、読んでいるとやっぱりお金ではなくて、お金よりも大切なものがある、という展開になるのかなあ? という印象。ピップは清廉潔白な感じではなくて、やっぱり人間的。欲もあるし、好き嫌いもある。転がり込んできた財産の秘密は、なんとなく想像がついているのだけれど、周囲の登場人物たちも魅力的。ジョーは大事にしないとだよね。感情のないエステラと良識あるビディー。個人的にはやりてのジャガーズが気に入っているけど、後編良い場面があるか疑問。2020/06/17

zakuro

13
自伝的小説だそうだが。自分を虐げていた者が病に倒れたり死んだりしたことによって人生が開けたというところに激しく共感した。徒弟制度とかもう少し註付けて説明して欲しい。ジョーの長ゼリフが心に沁みるんだなあ。色々謎な部分があるけど下巻でどう片付くのか。この作家の場合、片付かない伏線もあるのであまり期待してないけど。この時期「クリスマス・キャロル」じゃなくあえてこっちを読了したってところがひねくれています。2016/12/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3359791
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。