内容説明
アーサー、フォード、トリリアン、ランダムは、それぞれが長く幸せな生涯を送っていた…つもりだった。ある日、鳥の姿をした『銀河ヒッチハイク・ガイドその二』が、仮想現実の世界を解除してしまうまでは。現実に戻ってみれば、地球は破壊される五分前。今度こそ終わりと覚悟した四人の前に、あの男が現れる―。待望のシリーズ公式続編。
著者等紹介
コルファー,オーエン[コルファー,オーエン][Colfer,Eoin]
1965年、アイルランドのウェクスフォード生まれ。小学校教師を14年間務めたのちデビュー、“アルテミス・ファウル”シリーズが累計1800万部の世界的ベストセラーとなる。抜群の人気と実績が買われ、“銀河ヒッチハイク・ガイド”シリーズ公式続編の執筆者に抜擢された
安原和見[ヤスハラカズミ]
鹿児島県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
21
★★★ H2G2っぽいけど、インパクトというかブラックな所が足りなくて物足りない。下巻を読んだら変わるかも。2017/04/17
ミツ
6
ダグラス・アダムスが世を去り、決して読むことが出来ないと思っていたH2G2シリーズのまさかの正式な続編にして完結編。……が、当たり前だがやはり違う。登場人物はほぼ同じだし、随所に過去作への懐かしいオマージュが捧げられているが、あの科学や哲学、人間の営み全てを滑稽な笑いのタネにしてしまうようなユーモアは本作にはない。物語自体に対した驚きもなく、全編通してナンセンスな会話が続き、そこにおかしみが感じられないこともないが、やはりおとなしめで行儀が良すぎる印象。下巻へ。2011/08/16
sakanaga
4
履歴書の「死にながら夢を見ている」に突っ込まれてうろたえるクトゥルー様萌え。2011/05/20
スターライト
2
あの〈銀河ヒッチハイク・ガイド〉シリーズの続篇。といっても、これまでのあらすじを知っていなくては楽しめないというわけではない(知っていた方がより楽しめるが)。続篇を書いたのが〈アルテミス・ファウル〉シリーズの著者、といわれても未読なのでピンとこないが、シリーズの味わいを見事再現しながら、コルファー色もしっかり出している手際は見事。時々はさまれる〈ガイドによる注〉が少しうっとうしいが(失礼!)、作者の遊び心を満喫しながら安心して(?)読み進められる。ユーモアSFを読みたい人、笑いが不足している人にオススメ。2011/07/23
ぺーはーせぶん
1
コルファーの方が好みかも! 大変読みやすく面白い。前5巻が吹っ飛ぶ面白さ(^^)2020/01/15