内容説明
強力な統率力と強靭な抵抗精神でイギリス国民を指導し、第二次世界大戦を勝利に導いた歴史的な政治家チャーチル。本書は、歴史の舞台に直接参加した彼の手による、最も信頼すべき最高の第二次世界大戦の記録だ。深い歴史観に基づく著作活動によってノーベル文学賞を受賞した彼の歴史物語を堪能できる。第1巻は、一九一九年から第二次世界大戦勃発の翌年までを描く。
目次
第1部 不幸への一里塚―1919~1940.5.10(勝者の愚行―1919~1929;絶頂期の平和―1922~1931;アドルフ・ヒトラー;いなごの年―1931~1933;暗黒化への背景―1934;崩れた空軍の均衡―1934~1935;挑戦と反応―1935;イタリアに対する制裁―1935;ヒトラー出撃す―1936;幕間の舞台裏―1936~1938 ほか)
著者等紹介
チャーチル,ウィンストン・S.[チャーチル,ウィンストンS.][Churchill,Winston S.]
1874年イングランド生まれ。陸軍士官学校を卒業後、インド出征と南ア戦争従軍を経て二六歳で下院議員となり、商相や内相などを歴任。1911年から第一次世界大戦中の15年まで海相。蔵相を経て、第二次世界大戦勃発とともに再び海相。40‐45年に首相。51年に再び首相を務めて55年に引退。本書を中心とする著作活動で53年度ノーベル文学賞受賞。65年没
佐藤亮一[サトウリョウイチ]
1907年青森県生まれ。慶応大学卒業。毎日新聞社記者、共立女子大学教授を経て、日本翻訳家協会会長。英米文学をはじめ、評伝など多数の訳書がある。94年没
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感想・レビュー
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Saiid al-Halawi