内容説明
こちらに敵意を持った客や同僚、優柔不断で決断力がない上司、何でも乗り気になるが全く行動に移さない部下、傲慢で遠慮を知らない隣近所など…、こうしたどうにもならない厄介人、難攻不落の頭痛の種は、あなたの生活の中に必ずいるはず。本書では、まず彼らの行動タイプを冷静に観察して見極め、次に具体的な対処法を解説する。日米でベストセラーの決定本。
目次
第１章 どこにでもいる「困った人たち」
第２章 攻撃型―重戦車型・狙撃手型・爆発手型
第３章 不平家型―愚痴とぼやきの標準型・第三者への三角型
第４章 貝型―無言型・無反応型
第５章 過剰同調型―好かれたい欲求型・愛想のよい対立回避型
第６章 否定型―絶望的悲観型・消極的宿命論型
第７章 自信過剰型―ブルドーザー型・知ったかぶりの風船型
第８章 優柔不断型―決定回避型・先送り型
第９章 効果的な対処法の手順
第１０章 考え方のスタイル―対処する際にさらに気をつけたいこと
第１１章 対処法の実行―相手を窮地に追い込む自己防衛方法と上司対策
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たろう
4
勝間さんお薦め本。翻訳が難解。2-8章は、○○型(困った人たちのジャンル分類)のまとめ、対処法のまとめだけ読む。後は太字+1行。それだけでわかりやすく、お薦め。さらにどのジャンルも周りに1人はいる「困った人たち」なのでその人達でシミュレーションしながら読んだ。 2011/01/25
miyukimono
3
「第９章 効果的な対処法の基本的な手順 」が一番心に残りました。つまり、状況を把握して、相手に期待せず、客観的に観察し、対処プランを立てて実行し、実行の結果を観察して必要なら軌道修正。すべての問題解決に使えそうです。特に私が陥りがちなのは「相手につい期待しすぎる」のと「実行の結果を観察して必要なら軌道修正すべき時なのに、結果が悪いとそこであきらめる」事です。 この２点、改善していこうと思います。2011/08/28
pianomans
2
「困ったひと」を分類し、そのひとはどういうひとなのか説明→対処法が書かれてあるので実用的。また、自分が「困ったひと」になってないかギクッとさせられた。2012/06/21
aki-M
1
ビジネスシーンにおいて関わる「困った人たち」の対処について書かれてます。 困った人たちの分類も７種類に分かれており、私が振り回されてしまう「困った人たち」のタイプが分かっただけでもよかったかなと。人を分類するのはどうかって思う人もいますが、自分の苦手なタイプを知るのはいいと思います。 しかし読むのが辛かったです。もう少し読みやすい日本語訳にしてほしいと思いました。2009/06/07
ピラックマ
1
分析・戦略の立て方が緻密で面白い、きっと貴方も私もどれかにあてはまる→ 攻撃型／不平家型／貝型／過剰同調型／否定型／自信過剰型／優柔不断型／ これらの人のためにビジネスで困ったシーンも多々あろうけど、それも含めビジネス。全部解決したら毎日無味乾燥に違い無い、人間万歳。2010/07/31
