内容説明
「パリは燃えているか?」の著者がマザー・テレサの国インドで体験した、愛とヒロイズムの大型ノンフィクション。
目次
1 彼らこそ、世の光
2 馬のような人間と火の車
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
9
12カ国で300万部のベストセラーになったというドキュメンタリー(1992年翻訳版出版当時)。200人以上の人に行った長時間の取材を元に描かれるインドのスラム。最底辺の貧困、汚物、胎児売買などの非人間的な環境と、そこに住む人々のギリギリのいたわり合いや自己犠牲など、作中の言葉を引くと「いたるところで最悪のものと最善のものとが同居する」インドが印象的に描かれている。正直、美しく描かれすぎでは?と思うところもないではないが、安易な肯定も否定も拒みつつ、胸を潰しにくるものがある。下巻へ。2019/01/11
goro
0
多種多様な人間像。 逃避とも取れる、信仰と宗教への解釈。全て呑み込みながら、後編へ。 本を置けませんでした。2014/07/06