河出文庫<br> アリスのティーパーティ

河出文庫
アリスのティーパーティ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p
  • 商品コード 9784309460338
  • NDC分類 933

内容説明

1862年7月4日。夏の陽がきらめく午後、川に浮かべたボートの上で、アリスは不思議な国のおかしなおかしな物語を聞いた。3年後、その物語は『不思議の国のアリス』という本になった。以来、超ロングセラーとなり、いまだに世界中の子どもたちの好奇心を刺激しつづけている。本書は、物語の各シーンごとに群しく、わかりやすい解説をして、『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の面白さをじっくり味わおうという趣向のアリス・ガイドブックである。

目次

アリスの『不思議の国』へ
アリスの『鏡の国』へ
キャロルのティーパーティ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

6
チェシャー猫はなぜニヤニヤ笑うのか?ティーパーティはなぜ続いているのか?アリスワールドを支配する言葉遊びを面白解説。テニエルやキャロルのイラスト、キャロル撮影のアリスの写真もたっぷり。2006/07/25

madhatter

4
再読。『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』読み解きの解説書。それぞれの物語展開に沿った順番でトピックが立てられている。これらは現行の翻訳書でも註が立てられているものが多いが、原語の面白さの解説は、文庫にしては結構詳しい。また、限られた紙数で、様々な翻訳を参考にしている様子も窺える。加えて、量は少ないが、時代背景などの解説はなかなか興味深い。キャロル自身による装画も収録してあり(にせうみがめが怖過ぎる。瞳孔開いてるよ)、内容が盛り沢山で楽しめた。2010/08/04

m 。

3
アール座。『不思議国のアリス』、『鏡の国のアリス』の解説本。イラストや言葉遊びの解説が豊富でアリス好きにはたまらない。ぜひ手元に置きたい。2016/07/31

くるくる

3
『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の解説本。時系列順に、見開き1pづつトピックわけられているため、さくっと読みやすい。原文の解説もそれなりに紙幅がされてるのですが、さらっと読めてたのしかったです。よく映画『ドリームチャイルド』が引用されてて気になったので調べたら、同時期に初版が出版されてる。コラボ本なのかな。というか、初版1986年ということにびっくりしました。古い本って、日本語ちょっと違和感あったりどこか堅苦しかったりするものですが、ぜんぜん気にならず軽く読めました。意外。2014/06/30

meg

0
かわいい。かわいい。かわいい。2022/12/06

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