感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネコベス
33
革命後、無政府状態で掠奪が横行し荒廃した１９２２年のメキシコ。元ＩＲＡのテロリストケオーはアメリカ人牧師のバン・ホーランと出会う。罠にはまり、無法行為を繰り返すならず者トマス・ド・プラタを暗殺する事を余儀無くされるケオーとバン・ホーランは危険を承知でトマスの下へ向かう。乾いたメキシコの大地を舞台に繰り広げられる殺伐とした冒険小説。実は銀行強盗である胡散臭いが魅力的な偽神父バン・ホーランが、村人に信頼されやがて本人も村人の期待に応えるべく神父らしく振舞うようになって行く一連のストーリーが面白かった。2020/01/30
ボブ
4
キャラが立ってますね、かなり面白い！！2021/03/06
辺野錠
3
IRAのガンマン、ニセ神父、実業家と一癖ある登場人物のキャラクターがそれぞれ立っているのが良かった。最初に立てた待ち伏せの作戦で敵と決着をつけるのかと思ったらそこから状況が二転三転するのも良かったポイント。2020/06/13
ようき
1
神父の強さ2018/02/16
アーチャー
1
この文庫本、発売当初から値段が高いと思ったけど、今もその思いは変わりません。2010/02/26
