内容説明
「どんぐりのたわごと」―ローマ留学時代、たった一人で原稿執筆から製作まで手がけ、日本に送りつづけたミニコミ誌を全号収録。名作「こうちゃん」をはじめ、サバやジオノの翻訳など、須賀の創作の原点が収められている。「日記」―夫の突然の死から四年。孤独と向き合い、ミラノに別れを告げるまでの日々を克明につづった貴重な記録。
目次
どんぐりのたわごと
日記―1971年1月16日~7月22日
著者等紹介
須賀敦子[スガアツコ]
1929‐98年。兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。上智大学比較文化学部教授。1991年、『ミラノ 霧の風景』で女流文学賞、講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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