河出文庫<br> 交渉人・遠野麻衣子 籠城

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり

河出文庫
交渉人・遠野麻衣子 籠城

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月22日 00時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309419794
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

喫茶店経営者が、客を人質にして籠城した。猟銃を所持する犯人は交渉人を銃撃、そしてテレビでの生中継を要求する。要求の意図が読めない中、警察が苦肉の策として考えた意外な方法とは―。犯人との息詰まる心理戦を描く警察サスペンス「交渉人」シリーズ第三弾「籠城」が、渾身の大改稿&改題で、ほぼ新作に!

著者等紹介

五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年、東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。2001年に「リカ」で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌年デビュー。ミステリーや恋愛小説、スポーツ小説など幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

147
私が言うのもなんだが(偉そうでごめんなさい)やっと交渉人として遠野麻衣子が確立したようなシリーズの第3弾だったように感じた。劇場型人質事件の裏にあるのは・・被害者の両親の気持ちは痛いほどなのだが、そこに立ちはだかるのは【少年法】今までも(多分これからも)無残にも犠牲になった被害者家族の遣る瀬無さに、振り上げた私の拳も行き場を失うのが正直なところ。2023/11/26

森オサム

36
決定版・交渉人シリーズ三作目。本作に置いて遂に遠野は交渉人となった!、と言う感じでネゴシエーションしてました。一作目からずっと、タイトルが交渉人なんだから交渉しなよ、と思ってましたので。今回の犯人は人質を取って籠城した喫茶店経営者。なんでそんな事したのかは早めに明らかになりますが、なんとも悲惨な境遇で有り、少年犯罪、少年法がテーマとなる社会派サスペンスだった事が分かります。これに関しては、立場が変われば意見が変わる物でも有り、永遠の課題としか言えませんが。本作がシリーズ中一番交渉人らしくて良かったですね。2023/09/16

NAOAMI

19
喫茶店経営者が客を人質に自ら110番し籠城スタート。遠野麻衣子が交渉にあたる。犯人の過去が明かされ、未成年によって自分の娘が殺され被告はたった3年で医療少年院から出所していること、その後ろ盾となっている少年法に何らかの意思表示をしたいはず。犯人の意図は十分にわかるけど、遠野との交渉が有利に進んでいるとは言い難い。メディアを利用した秘された未成年の炙り出しは、メディア側の動き(内面)が描写されず片手落ちな気も。犯人の真の意図が最終盤あっという間に展開。意外な事実に唖然。少年法矛盾オチはありふれた感否めない。2023/10/26

にゃむこ@読メ12年生

15
全面改訂のシリーズ3作目。ここでようやく、麻衣子が「交渉人」として面目躍如。ほぼ全編を通して、犯人と緊迫した交渉をし続けた。小学生の娘を少年に惨殺された喫茶店オーナーが客を人質に自店に籠城。テレビカメラの前でかつて少年だった犯人に顔出しでの謝罪を要求。被害者の個人情報はマスコミにより詳らかになるが、加害者が少年だった場合は個人情報が実名以外は不明だ。少年法で守られているとはいえ、どうもこの国は加害者優位が過ぎる(と常々感じている)。少年法のあり方を問うきっかけになればいいと思わされる籠城事件だった。2024/02/26

梨愛

9
喫茶店経営者が客を人質にして籠城、自分で110番に通報してきた。善人そうな人がなぜ?テレビカメラの生中継を要求してくるがその意図が読めないまま時間が過ぎていく。広報から交渉人の立ち位置に戻ってきた遠野麻衣子はどう交渉を進めていくのか?2024/03/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21394219
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。