河出文庫<br> 文豪たちの妙な旅―ミステリーアンソロジー

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河出文庫
文豪たちの妙な旅―ミステリーアンソロジー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309419572
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0195

出版社内容情報

徳田秋声、石川啄木、林芙美子、田山花袋、中島敦など日本文学史に名を残す文豪が書いた「変な旅」を集めたアンソロジー。旅には不思議がつきもの、ミステリー感漂う異色の9篇を収録。

著者情報
1956年北海道生まれ。推理小説研究家。数多くの文庫解説の執筆、アンソロジーの編纂に携わる。

内容説明

旅に不思議はつきもの。徳田秋聲、石川啄木、林芙美子、田山花袋、室生犀星、宇野浩二、堀辰雄、中島敦、萩原朔太郎と名だたる文豪が書いた「旅」にまつわるミステリー感漂う話を集めたアンソロジー。狭い船で会った怪しげな老婆と娘、仕事を得て盛岡から上京した女性たち、温泉宿や避暑地での出来事―一時の出会いから生まれた異色の9篇を収録。

著者等紹介

山前譲[ヤママエユズル]
1956年、北海道生まれ。推理小説研究家。ミステリー評論家の新保博久との共編著『幻影の蔵 江戸川乱歩探偵小説蔵書目録』で2003年に日本推理作家協会賞(評論その他の部門)受賞。数多くの文庫解説の執筆、アンソロジーの編纂に携わる

徳田秋聲[トクダシュウセイ]
1872年生まれ。著書に『あらくれ』『新世帯』他多数。1943年没

石川啄木[イシカワタクボク]
1886年生まれ。著書に『一握の砂』『悲しき玩具』など。1912年没

林芙美子[ハヤシフミコ]
1903年生まれ。著書に『放浪記』『浮雲』他多数。1951年没

田山花袋[タヤマカタイ]
1872年生まれ。著書に『蒲団』『田舎教師』他多数。1930年没

室生犀星[ムロウサイセイ]
1889年生まれ。著書に『幼年時代』「蜜のあわれ』他多数。1962年没

宇野浩二[ウノコウジ]
1891年生まれ。著書に『蔵の中』『子を貸し屋』他多数。1961年没

堀辰雄[ホリタツオ]
1904年生まれ。著書に『聖家族』「風立ちぬ」他多数。1953年没

中島敦[ナカジマアツシ]
1909年生まれ。著書に『山月記』『文字禍』他多数。1942年没

萩原朔太郎[ハギワラサクタロウ]
1886年生まれ。著書に『月に吠える』『青猫』他多数。1942年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えも

21
徳田秋聲、林芙美子、室生犀星、中島敦など、名だたる文豪9名の、旅にまつわる短編集▼手に取った時は、さぞかし面白いに違いないと思ったけど、あに図らんや、これがそうでもない。特に田山花袋や室生犀星はどうも合わないし、噂の萩原朔太郎「猫町」も、不思議とピンと来なかった。逆に、一般に評価の低い石川啄木の小説は、ホホウと思った▼何でしょうか。テーマが限定的すぎたのかなあ。2023/07/09

のん

4
「文豪達の妙な旅」と名付けられた短編集。名前を知っているだけで代表作すら読んでいないけど…だからこそ読んでみました。何気に可笑し味のあるもの、作風通りなのか面白いのか、よくわからないものもありました。50年?100年?前の旅。1日1話ずつくらいのペースで時間かかりました、文豪初心者なもので。なんとか読了できて良かった。図書館の本。2023/05/14

アルクシ・ガイ

3
「天鵞絨」二人の少女が詐欺にも合わずいかがわしい宿にも売り飛ばされずに無事に故郷に帰るので吃驚した。2023/05/26

迦陵頻之急

3
各種アンソロジーでも常連の萩原朔太郎「猫町」を除いては、傑作というほどの作品はなくて、文豪の落穂拾いといった感ながら、それだけにレア物に接した面白さあり。目を新たにする読書体験はなくとも、堅実な定食を食ったようなもの。エッセイにいささかの創作を交えたようなものやら、軽い小品やら、手堅くまとめた短編やら。中で、石川啄木22歳の作は、評価はともかく、かなり気合を入れた感があり、しっかり読ませてもらいました。2023/04/12

bvbo

2
旅をキーワードに、文豪たちの探偵小説味のある短編をまとめたアンソロジー。探偵小説味を求め過ぎてました。戦前の雰囲気が味わえた。2024/03/31

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