出版社内容情報
留学先のアメリカで孤独な日々をおくる19歳の尚美を救ったのは、多様な生徒が自ら運営する学生食堂〈サード・キッチン〉との出会いだった……仲間に支えられ成長していく姿に共感、感涙必至の青春小説!
著者情報
神奈川県生。米国の大学を卒業後帰国、映画関連会社勤務等を経てフリーのデジタルコンテンツ・プロデューサー、マーケター。17年R-18文学賞大賞&読者賞受賞、18年『いまは、空しか見えない』でデビュー。
内容説明
念願叶ってアメリカの大学に留学するも、英会話がままならずひとりぼっちの尚美は、ある日、人種や性別などあらゆるマイノリティが集う特別な学生食堂に招かれる。手作りの多国籍な料理に癒されると同時に、自らに潜む偏見や差別意識に気付いた尚美は初めて自分と深く向き合う―時に傷つき、傷つけながらも仲間と支えあい前へ進む姿に感涙する、青春小説の傑作!
著者等紹介
白尾悠[シラオハルカ]
神奈川県生まれ。東京育ち。米国の大学を卒業後、帰国し、現在はフリーの企画者/マーケター。第16回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞&読者賞をダブル受賞し、2018年に受賞作を収録した『いまは、空しか見えない』(新潮文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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