河出文庫<br> こぽこぽ、珈琲―おいしい文藝

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河出文庫
こぽこぽ、珈琲―おいしい文藝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309419176
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人気シリーズ「おいしい文藝」文庫化開始! 珠玉の珈琲エッセイ31篇を収録。珈琲を傍らに読む贅沢な時間。豊かな香りと珈琲を淹れる音まで感じられるひとときをお愉しみください。

著者情報
1953年、東京生れ。エッセイスト、小説家として活躍。著書に『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著・講談社エッセイ賞)、『ウメ子』(坪田譲治文学賞)、『婚約のあとで』(島清恋愛文学賞)、『聞く力』等。

内容説明

エスプレッソからドリップ・コーヒー、サイフォン式、クリームを浮かべたウィーン風、インスタントだって立派な一杯。イタリアのカフェのカウンターで、自宅で、友人宅で、昔ながらの喫茶店で―ほっと一息、リフレッシュ。読めば贅沢で特別な時間が流れる、珠玉の珈琲エッセイ31篇。

目次

コーヒー革命(湊かなえ)
ウィンナーコーヒー(星野博美)
コーヒー談義(野呂邦暢)
古ヒー(阿川佐和子)
コーヒーとフィルトル(小島政二郎)
一杯だけのコーヒーから(片岡義男)
コーヒー哲学序説(寺田寅彦)
コーヒーと私(清水幾太郎)
コーヒーと袴(永江朗)
一杯のコーヒーから(向田邦子)
コーヒー(佐野洋子)
ピッツ・バーグの美人―本場「アメリカン・コーヒー」の分量(草森紳一)
そしてまたエスプレッソのこと(よしもとばなな)
珈琲(塚本邦雄)
ラム入りコーヒーとおでん(村上春樹)
トルコ・コーヒー(團伊玖磨)
コーヒー(外山滋比古)
三時間の味(黒井千次)
カッフェー・オーレー・オーリ(滝沢敬一)
ウィンナ・コーヒーが飲みたくなったなあ(植草甚一)
可否茶館(内田百〓)
カフェー(吉田健一)
ランブル関口一郎、エイジングの果てのヴィンテージ(村松友視)
国立 ロージナ茶房の日替りコーヒー(山口瞳)
極寒のコーヒー、灼熱のコーヒー(畑正憲)
ある喫茶店(常盤新平)
京の珈琲(柏井壽)
散歩のときちょっと珈琲を飲みたくなって(泉麻人)
喫茶店学―キサテノロジー(井上ひさし)
蝙蝠傘の使い方(種村季弘)
珈琲の白い花(森本哲郎)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

135
コーヒーに纏わるエッセイ集。永江朗さんのサイホン式とドリップ式の話が興味深かったです。森本哲郎さんのジャマイカ旅行の話も面白かった!「日常にカップ一杯分のささやかなブラックホールが存在し、それに一喜一憂するさまは…」まさにそうだよなぁ。この本片手に喫茶店、実際にやってみたら最高。至福の時間。コーヒーの香り漂う一冊でした。2023/02/20

tamami

74
1878年生まれの寺田寅彦を筆頭に、戦前から戦後生まれの31人の文人墨客による、珈琲にまつわる掌編のアンソロジー。今でこそ家庭でも街中にあふれる食事処喫茶店でも、ふんだんに飲まれている珈琲について、現在のように普及する以前の、時代や場所による或いは人による受容の歴史、楽しみ方が綴られていて、どの編も面白い。今は日常の飲み物として生活に溶け込みすぎて、珈琲を飲む雰囲気や味の違いに思いを致すような場面が少なくなっていると思うのは筆者だけだろうか。向田邦子さんの人生を変えた、「一杯のコーヒーから」が印象に残る。2023/01/10

Karl Heintz Schneider

55
イタリアのカフェのカウンターで、自宅のリビングで、気の置けない友人の家で、昔ながらの喫茶店で、口にする一杯の珈琲。馥郁たる香りとほどよい苦み。そんな豊かな時間を31人の作家が、それぞれの想いをこめて綴る珠玉の一杯。作家に珈琲はよく似合う。やっぱりみんな好きなんだな、この本を読むと改めてそう思う。未読の作家もいたけれど、湊かなえさん、阿川佐和子さん、佐野洋子さん、井上ひさしさん、名だたる名作家たちのとっておきの話は痛快だった。2023/02/16

優希

52
コーヒーにまつわるエッセイが詰まっています。香ばしく芳醇な香りと苦味にコクが好まれるのでしょうね。自分はあまりコーヒーを飲まないのですが、たまにはコーヒーを飲むのも良いなと思いました。2023/07/22

りんだりん

24
湊かなえさん、阿川佐和子さん、向田邦子さん、よしもとばななさん、山口瞳さんなどの著名人による珈琲エッセイ31編が収録されている。珈琲そのもの、珈琲を飲む場所、珈琲を飲んだときの思い出や記憶、一つのテーマで人それぞれこれほどまで違った視点を持てるものだと感心してしまう。なかには「それ、わかるー」というようなものもあり、コーヒー好きにはたまらない。それこそ、珈琲を飲みながら読みたい一冊。★32023/06/30

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