河出文庫<br> 書くこと―出家する前のわたし 初期自選エッセイ

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河出文庫
書くこと―出家する前のわたし 初期自選エッセイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309419091
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

作家として立つまでの愛の軌跡、文壇との格闘、小説を書くことの苦しみと喜び、文学への限りない情熱。恋と文学に生きた著者が歓喜と幻滅の切実な体験を見据え、書き、生きることの奥深さを描くエッセイ。

著者情報
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

内容説明

私はどこへ行きつきたいのだろう。どこまで変りたいのだろう―。処女作のころから作家として立つまでの文壇との闘い、小説を書くことの苦しみと喜び、作家同士の交流から生まれた新しい発見。愛と文学に生きる場所を求め、書きながら迷いの渦から泳ぎのがれ、書きながら生きることの真実を見出した、人生の軌跡!

目次

1(処女作のころ;私の小説作法;女流作家になる条件;一期一会;蔵の中;「才能の山」にちて;本とつきあう方法;読むこと;極楽トンボの記―私小説と私;なぜ性を書くのか;解放されない性のために;瑞々しく匂う文章を;自分への問い;偽紫式部日記;わが文学の揺籃期)
2(河野多恵子の執念;押しかけ客;一つ屋根の下の文豪;コレットへの憧れ;デュラスの魅力;テレーズ・デケイルウ;森田たまさんのこと;武田秘伝伝授;平林さんの草履;ある歳月;人と小説の間;真砂町の先生)
3(貝殻の歌;きものに描く夢;ゆかた;櫛;日本のいろ;黒い顔;華やかなる死―桐竹紋十郎師を偲んで)

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。73年、平泉中尊寺で得度(法名・寂聴。旧名・晴美)。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月9日、逝去。享年99(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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皐月

1
江國香織さんが何かのエッセイで、小説家になるということはストリップする度胸が必要なのよ、というようなことを瀬戸内寂聴さんから伺ってびっくりした旨を書いていたが、寂聴さんのそれは岡本かの子が夫から言われたことの話だったらしい。言われてどきっとするような言葉が、世代を超えていく。染物について書いた『伝統のいろ』、「薔薇は、薔薇の色に、野菊は野菊の色に、約束通りの色に咲いて、自然は人を裏切らない」。ジャン・コクトーの「私の耳は貝の殻」の詩も忘がたいものとして残った。2023/07/17

あさみみ

0
彼女の小説を読む前に読んでしまったので、いつか小説の方を読んでみたい2023/03/08

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