出版社内容情報
「パリ」「大阪」「新宿」―現代写真界のレジェンドの原点を示す、必読の半自伝、新装版。写真約50点を収録、入門編としても。
内容説明
ぼくには生来、物事を極から極に振る性癖があり、自分で自分を制御できなくなることがしばしばで、そのときもまさしくそうなのであった。つまりぼくは、そんな日々のなかである日突然、“オレはカメラマンになる(中略)”ということに決めてしまった―(「大阪」より)。初めてシャッターを押した瞬間から始まる写真家の追想。写真50点超を収録。
目次
パリ
大阪
神戸
ヨーロッパ
新宿
横須賀
逗子
青山
武川村
札幌
国道
四谷
著者等紹介
森山大道[モリヤマダイドウ]
1938年、大阪生まれ。高校中退後、デザイナーから岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年独立。写真の概念を刷新する作品群・写真論は、写真界を超えて現代アートシーンからポップカルチャーに至るまで幅広い影響力を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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