河出文庫<br> 横溝正史が選ぶ日本の名探偵 戦後ミステリー篇

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河出文庫
横溝正史が選ぶ日本の名探偵 戦後ミステリー篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 341p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309418964
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ミステリー界の大家・横溝正史が選んだ、日本の名探偵が活躍する短篇10篇のアンソロジー【戦後篇】。探偵イラスト&人物紹介つき。

内容説明

金田一耕助、加賀美敬介、銭形平次、巨勢博士、若さま侍、神津恭介、鬼貫警部、仁木雄太郎、中村雅楽、陶展文。ミステリー界の大家・横溝正史が選んだ、日本の名探偵が活躍する短篇を収めた傑作アンソロジー“戦後篇”。日本ミステリー史上に輝く十人の探偵たちの活躍に心沸き立つ一冊。各探偵のイラストと人物紹介も収録。

著者等紹介

横溝正史[ヨコミゾセイシ]
1902(明治35)年、神戸市生まれ。大正期より執筆活動を始め、伝説の雑誌「新青年」編集長として江戸川乱歩に名作『陰獣』を発表させるなど編集者としても活躍。1932年に作家専業となる。戦後まもなく傑作長篇『本陣殺人事件』『蝶々殺人事件』を発表、前者で第1回探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞する。金田一耕助を探偵役とする名作群で、探偵小説界の第一人者としての地位を不動のものにした。1981(昭和56)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

18
昭和初期の三大名探偵って言うと、明智金田一、そして神津恭介だと思うんだけど、神津は忘れられてるよなあ…。私もなんか子どもの頃、親の児童書で子供向けの神津恭介読んで、うわ~かっこいい面白いって大興奮した思い出はあるんだけど、内容は覚えてないのであった…。収録された「原子病患者」はビキニ広島と当時の世相をちりばめた短編。被曝者とキスすると被曝するとか、ロケットペンダントに放射性物質いれとけば被曝するとか、…ベクれてる非科学さがしんどかった。いやまあそりゃ青い光見たら生きてるけど死んでるになるわけだけどさ…。2022/08/13

だるま

15
この本の成り立ちについては、『戦前ミステリー篇』のレビューで書いたので省略。こちらは戦後ミステリー篇で、近代である分、馴染みの名探偵ばかり。金田一、神津、鬼貫、巨勢博士、等々。それだけで嬉しくなる。金田一は短編の代表作としてアンソロジーに度々採られる『百日紅の下にて』で、巨勢博士も『選挙殺人事件』と、代わりばえが無いのが残念だったし、神津と鬼貫はもっと良い短編があったと思うが、全体的には戦前篇より面白かった。中村雅楽が名作の『グリーン車の子供』じゃなく『車引殺人事件』なのが、未読だったので有り難かった。 2022/07/19

Inzaghico

13
こちらにも銭形平次と若さま侍がいるが、発表年が第二次世界大戦後だということだ。捕物帳の人気は長かったのだ。そのほかには、当然金田一耕助、神津恭介も登場するが、なんといっても中村雅楽が選ばれているのが個人的には嬉しい。 陳舜臣の「ひきずった縄」(陶展文という華僑が探偵役)は、バカミス要素があって笑ってしまう。高木彬光が生んだ神津恭介が推理を披露する「原子病患者」は、これはトリックとして通用するのだろうか、とも思う。横溝正史の金田一耕助が登場する「百日紅の下に」は切ない話だった。2022/06/21

コチ吉

8
横溝正史が選んだ、ということだが、自作「百日紅」は衆人環境下の毒殺の代表作とも言えるものだろう。既読のものも多かったが、やはり仁木悦子の「黄色い花」が破綻なくまとまった好編と言える。戸板康二ももっと読んでみたい。2022/07/29

Tatsuo Ohtaka

5
戦前編に続いて読了。金田一耕助、銭形平次、神津恭介など10人の名探偵が競演。個人的に好きなのは、戸板康二が創造した中村雅楽。収録の「車引殺人事件」も秀作。YOUCHAN のイラストも◯。戦前編と併せて保存版だ。2022/06/25

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