出版社内容情報
記憶を失っていく母親の日常生活を2年半にわたり記録し、脳科学から考察。認知症の見方を一変させる画期的な書。茂木健一郎氏推薦!
内容説明
六五歳の母が認知症になった―記憶を失っていく母親の日常を二年半にわたり記録し、脳科学から考察。得意料理が作れない、昔の思い出に支配されるなどの変化を、脳の仕組みから解明してみると!?アルツハイマー病になっても最後まで失われることのない脳の可能性に迫る。メディアでも反響を呼んだ「認知症の見方を一変させる」画期的な書。
目次
1 六五歳の母が、アルツハイマー型認知症になった(母が認知症になるはずがない;病院へ行く決断 ほか)
2 アルツハイマー型認知症とはどういう病気か(認知症の種類;アルツハイマー型認知症のメカニズム ほか)
3 「治す」ではなく「やれる」ことは何か―脳科学的処方箋(海馬の萎縮がもたらすもの;デフォルト・モード・ネットワークを活性化させるには ほか)
4 「その人らしさ」とは何か―自己と他者を分けるもの(依存関係の苦しさ;脳は自己と他者をどう分けるのか ほか)
5 感情こそ知性である(診断から二年半後の母;脳科学における感情の役割 ほか)
著者等紹介
恩蔵絢子[オンゾウアヤコ]
1979年、神奈川県生まれ。脳科学者。専門は自意識と感情。2002年、上智大学理工学部物理学科卒業。07年、東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻博士課程修了(学術博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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