河出文庫<br> 天下分け目の関ヶ原合戦はなかった―一次史料が伝える“通説を根底から覆す”真実とは

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河出文庫
天下分け目の関ヶ原合戦はなかった―一次史料が伝える“通説を根底から覆す”真実とは

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309418438
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0121

出版社内容情報

石田三成は西軍の首謀者ではない!家康は関ケ原で指揮をとっていない!…当時の手紙や日記から、長年の大誤解を解く!

内容説明

徳川家康率いる東軍と、石田三成率いる西軍が関ヶ原で全面衝突し、東軍が勝利した…。この「常識」に、近年全面的な見直しが進んでいる。三成は西軍の首謀者ではない!家康は関ヶ原で指揮をとっていない!小早川秀秋は急に寝返ったわけではない!「決戦」の前日に西軍は降参していた…など、当時の日記や手紙の記述から、その実相を再提示する!

目次

従来説の「関ヶ原」像
第1部 秀吉の死に始まる諸将の暗闘(帰国した上杉景勝の野心;毛利輝元の暗躍;石田三成襲撃事件の深層;家康暗殺計画と加賀征伐 ほか)
第2部 東軍・西軍の進路と合戦の経過(毛利輝元の挙兵;西軍の初期配置;西軍の首謀者を誤認した家康;東軍の初期配置 ほか)
第3部 家康が手にした見えざる戦果(豊臣公儀の終焉)
四〇〇年間、紡がれつづけた関ヶ原

著者等紹介

乃至政彦[ナイシマサヒコ]
1974年、香川県生まれ。歴史家。著書多数。その他、監修、講演、テレビ出演を務める

高橋陽介[タカハシヨウスケ]
1969年、静岡県生まれ。歴史研究者。東海古城研究会・佐賀戦国研究会・織豊期研究会に所属。関ヶ原合戦の研究者として注目され、テレビ番組にも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takka@乱読

8
一次資料から読み解く通説とは8〜9割は違う関ヶ原。通説は二次資料・フィクションから伝わっているものも多く、それが司馬遼太郎『関ヶ原』に繋がり、現代のゲームやドラマ・漫画などに伝わっている。著者も述べているが、これら物語は400年で重ねられた作品であり、「関心を持つ」という点で批判するものではないとしている。それによって一次資料に目を向けたこの本の内容も伝わりやすくなる。それはさておき、こういう本を読むといつも「自分たちが学んできた歴史の教科書は100年後にはどうなっているのか」と考えさせられる。2023/12/08

ふたば@気合いは、心を込めて準備中

5
最近になって、いろいろな文書の発見や読み解きが進み、新事実が明らかになり、それら一次資料を基にし他研究が形になってきたようだ。今までの常識が根底から覆るような、まったく違った姿で関ヶ原の合戦が形作られていた。秀吉は家康を後継としていた。これを明白とし、いずれ秀頼に返すことになれど、家康の下で新体制を組んでの次時代が来ることになるはずだった。石田三成は首謀者ではなく、小早川秀秋は、東に与することになっていた。真田父子の直前の別れはなかった。。。 時代小説や戦記物って何だろう?と考えてしまう。2021/09/21

Mihoko

3
とても面白く読みました。 一次史料から読み解く関ヶ原合戦 江戸時代にドラマティックに変容、明治時代も、司馬遼太郎さんでますますドラマティックらしい。 が、物語を否定するわけではない著者。 史実からみる関ヶ原合戦も面白い。 私たちの知っている関ヶ原合戦と比較するから面白いのかもしれない。 楽しみました✨2022/12/07

大川 宏

2
 知的刺激にあふれる。石田三成と徳川家康では格が違い、通説に納得がいかなかったが、これを読み納得。上杉景勝の動きの説明には、いまひとつの感もあるが。政治家としての家康が対三成で治め、それが400年を経て物語として根ずくと言うのは凄すぎる。2021/11/12

フゥドゥ

2
読了。歴史にロマンを求める人は読まない方が良い2021/10/11

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