出版社内容情報
地球の測り方、「集合」が現代に欠かせない理由、素朴な問いから知られざる女性数学者の生き様まで、驚きに満ちた数学の世界へ。
内容説明
地球の大きさはどうやって測った?コンピューターはなぜ二進法?「集合」が現代に欠かせない理由とは…素朴な問いから、知られざる女性数学者の生き様まで、稀代のサイエンスナビゲーターが、数学の生まれた現場を生き生きとドラマチックに紐解く。AI時代に求められる数学的素養が身につく書。驚きに満ちた数学の世界へ!
目次
第0章 数学の世界の入り口で
第1章 世界は数学でできている
第2章 人とともにある数学―数学大国日本誕生物語
第3章 数学とは何か
第4章 知られざる女性数学者の素顔
第5章 数学ほど役に立つものはない
著者等紹介
桜井進[サクライススム]
1968年山形県生まれ。サイエンスナビゲーター。株式会社sakurAi Science Factory代表取締役。東京工業大学理学部数学科卒、同大学大学院社会理工学研究科博士課程中退。2000年、サイエンスナビゲーターを名乗り、数学の驚きと感動を伝える講演活動をスタート。東京工業大学世界文明センターフェローを経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nagata
1
数学がこれだけ実生活に応用されているなかにあって、形式的な数学の解法などほとんど無意味。それよりも、筆者のいう通り、どのようにして数学で使われている考え方が産み出されたのかが重要であることを改めて感じた。読みやすさを優先し、中身が決して十分展開できないところもあったが、それは読み手がさらに関連本で深めればよいこと。いろいろ参考になりました。2021/03/25
siomin
0
実生活でどれだけ数学が役立っているのかを説明つつ、数学の面白さを伝えている一冊。私は極度の数学嫌いなので指数のあたりはきつかったが、江戸時代の数学の話は面白かった。塵劫記は生活に役立つ数学を伝えつつも、数学の本質にも迫るところもあるとは。塵劫記も一度じっくりと呼んでみたいと思った。2024/03/09
黒とかげ
0
このくらいのレベルならば、今の自分でも理解できる。少しずつでも数学レベルを上げていかなければ……。2023/05/04