河出文庫<br> ベートーヴェン

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ベートーヴェン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309417417
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0173

出版社内容情報

「ベートーヴェンの音って?」から、ソナタ、協奏曲、交響曲まで。演奏からその魅力を解き明かす。文庫オリジナル編集。

内容説明

これはベートーヴェンの音ではない、とルドルフ・ゼルキンが自らの音を嘆いた、その意味する音とはどんなものだったのだろうか?―その音を求めて、ソロモン、ギレリス、グルダ、アルゲリッチ、クレーメル、ムター、ヨーヨー・マらや、トスカニーニ、マゼール、アーノンクールら新旧の演奏家・指揮者をきく。待望の文庫オリジナル。

目次

ベートーヴェンの音って?
クレーとベートーヴェン
静けさの効果―歌舞伎と『第九』
中国とベートーヴェン
イーヴ・ナット/『ピアノ・ソナタ全集』
ソロモン/『ピアノ・ソナタ集』
ヴラダー/ピアノ・ソナタ第3番、他
ゲルバー/ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』、他
ペライア/ピアノ・ソナタ第17番、18番、26番
ギレリス/『ハンマークラヴィーア』、他〔ほか〕

著者等紹介

吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、90年度朝日賞、『マネの肖像』で読売文学賞受賞。2006年、文化勲章受章。館長を務めた水戸芸術館開設を記念し吉田秀和賞が設けられている。著書多数。2012年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

53
演奏者が気がつかないところまで掘り下げた評論だと思います。「ベートーヴェンの音」とは何かを軸に語られる考察だと言えますね。2020/12/22

ひでお

7
いつも思うのは吉田秀和さんの文章を読むと、音のイメージができてしまうということです。なんだか表現がしっくりくるというか。必ずしも音楽の好みが同じではないのですが。ベートーヴェンは私が最初にクラシックに親しむきっかけになった作曲家ですし、また常にその生き方に敬意を持っている人なので、大変興味深い文章でした。取り上げられている録音は古いものが多く、いまどきの演奏とは少し違うかもしれないですが、それでも吉田さんの語り口から、普遍的なベートーヴェンらしさが浮かび上がってくるところにとても感銘を受けました。2021/11/17

どら猫さとっち

7
今年生誕250年を迎える楽聖ベートーヴェンの音楽評伝集。ピアニストのルドルフ・ゼルキンは「これはベートーヴェンの音じゃない」と言っていたが、ベートーヴェンの音には、聴く人の心に響く琴線、そして壮大な宇宙感に繋がるものがあるのではないか。人気があるだけに、録音も演奏も数多くあるなかで、吉田秀和の筆致には、きめ細かな分析が施されている。一般的に知られるベートーヴェンより、さらに進んだ深奥も、本書には収められている。2020/07/25

愛理ちゃん88

2
Apple music と吉田秀和氏の解説でベートーヴェンのピアノ協奏曲の聴き比べが楽しめる2020/11/16

breguet4194q

1
著者の透撤した評論には、本当に驚かされます。演奏家本人が気づいていないところまで、見透かされた様な感覚になる慧眼。「ベートーヴェンの音とは」という命題を軸に、著者の持論を展開すると共に、ベートーヴェンを収録した様々なレコードの評論を掲載されています。私のなかでは、唯一信頼できる音楽評論家です。素晴らしい一冊。ベートーヴェン生誕250年の今年に読んで良かったと思います。2020/11/18

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