河出文庫<br> クライバー、チェリビダッケ、バーンスタイン

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河出文庫
クライバー、チェリビダッケ、バーンスタイン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 211p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784309417356
  • NDC分類 762.8
  • Cコード C0173

出版社内容情報

クライバーの優雅、チェリの細密、レニーの情動。ポスト・カラヤン世代を代表する3人の大指揮者の名曲名演奏のすべて。

内容説明

イン・テンポの潮流から、遅さの抒情性を志向し始めた時代背景の中で、三巨匠の名演奏を味聴する。オペラに交響曲に優雅なダイナミズムを追求したクライバー。偶像化の奥に完璧な管弦楽合奏を目指したチェリビダッケ。無限のはるかなるものにエモーショナルに到達しようと躍動したバーンスタイン。名匠たちの軌跡を追う。吉田秀和で初めてまとめる文庫オリジナル。

目次

カルロス・クライバー(エーリヒ・クライバー指揮、R・シュトラウス『ばらの騎士』;カルロス・クライバーの振ったオペラ;クライバー、モーツァルト『交響曲第三六番リンツ』、ブラームス『交響曲第二番』 ほか)
セルジュ・チェリビダッケ(チェリビダッケ―矛盾が矛盾なく共存する;チェリビダッケ、フランス管弦楽作品集;チェリビダッケ、それからゲルバー ほか)
レナード・バーンスタイン(バーンスタイン;バーンスタイン再説;バーンスタイン、モーツァルト『交響曲第三九番』『第四〇番』 ほか)

著者等紹介

吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、90年度朝日賞、『マネの肖像』で読売文学賞受賞。2006年、文化勲章受章。館長を務めた水戸芸術館開設を記念し吉田秀和賞が設けられている。2012年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Fondsaule

20
★★★★☆ こんな感じ。 カルロスクライバー/ エーリッヒクライバー「ばらの騎士」、 「リンツ」、 ブラ2、 ベト4、 「こうもり」、 スカラ座「オテロ」、 バイエルン国立管弦楽団、 リハの話。 チェリビダッケ/ フランス管弦楽作品、 「皇帝」、 チャイ5、 ブル7, ブル8、 「真夏の夜の夢」、 ブラ1。 バースタイン/ モーツァルト39,40、 「トリスタンとイゾルデ」、 ブラ1~4 ハイドンバリエーション、 イスラエルフィル2023/10/10

V6_1800

6
解説が吉田秀和に批判的な部分も書いているのが面白い。やたら持ち上げるだけの解説より余程良い。本文。幾度か読んだ者もあったけどやはり面白い。カラヤンについてちょっと触れてる部分は「なるほど」と納得。関係ないけど、僕はバーンスタインの演奏を人見記念講堂で聴いた記憶があったんだけど、調べたら彼は人見でコンサートやってないのね。NHKホールだったのかな……。2024/01/13

ひでお

5
本書で取り上げられている3人の指揮者は、私は結局一度も実演を聴くことができませんでした。でも、この本を読むと、脳内で音が再現され、コンサート会場にいるかのような気になるから不思議です。読みやすい文章で、イメージしやすい親しみやすさがあります。ひとつ気になったのは巻末の解説で、「文章はともかく批評はね・・・」という上から目線で、著者への敬意を欠いているような気がするのは私だけでしょうか。2021/07/27

どら猫さとっち

5
20世紀に活躍した3人の指揮者を焦点に当てた音楽評伝集。いずれも好きな指揮者だが、吉田秀和にかかれば、なんと魅力的に輝かしく描いていることだろう。特にバーンスタインの評価には、深い思い入れがある。本書の3人の指揮者にも言えるが、指揮者というより、音楽に携わる人の行持を感じさせる。吉田秀和は、音楽評論家の手本であることは、本書以外からも伺える。2020/07/25

コチ吉

5
クライバーはほぼ手放しの称賛、チェリビダッケはまだ今ひとつ理解が及ばない、バーンスタインはレパートリー次第、というのが吉田氏のざっくりした捉え方。クライバーとチェリビダッケは何故か最近あまり話題にならない気がする。2020/06/18

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