出版社内容情報
解散寸前、社員3人の出版社へ届いたのは、作家、書店、そして読者からの激励の声だった。3.11の絶望に立ち向かった感動の記録。
内容説明
東北のちいさな出版社から、日本全国の“被災地”へ―東日本大震災の大混乱のなか、社員わずかふたりの仙台の出版社・荒蝦夷が決意したのは、地元の“声”を編み、全国へ、そして未来へ発信しつづけることだった。「明日の被災者」へむけた、2011年3月から現在へとつづく苦闘の日々の記録。「文庫版エピローグ 2020年」を加えた決定版。
目次
プロローグ―2011年
第1章 被災地の出版社―2012年3月~
第2章 絶望を力に変える―2013年3月~
第3章 瓦礫から本を生む―2013年8月~
第4章 底なしの日々―2014年3月~
第5章 記録を残し、記憶を継ぐ―2014年9月~
第6章 “被災”の未来―2015年3月~
エピローグ―2016年
文庫版エピローグ―2020年
著者等紹介
土方正志[ヒジカタマサシ]
1962年、北海道ニセコ町生まれ。東北学院大学卒。2005年、宮城県仙台市に有限会社荒蝦夷を設立。2019年、仙台市宮城野区に「古本あらえみし」を開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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