河出文庫<br> ホロヴィッツと巨匠たち

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河出文庫
ホロヴィッツと巨匠たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309417141
  • NDC分類 762.8
  • Cコード C0173

出版社内容情報

圧倒的な人気を誇るホロヴィッツと、著者が愛した名ピアニスト3人――ルービンシュタイン、リヒテル、ミケランジェリに関する一冊。

内容説明

晩年の来日公演を「ひびの入った骨董」と看破しつつも、その往年の圧倒的な演奏を“事件”とまで称揚したホロヴィッツ。批評を突き抜けた透明感に圧倒されざるをえないルービンシュタイン。独自の音楽世界を追究した巨人リヒテル。音色の魔術師ミケランジェリ。著者が最もこだわった、魅惑の四大ピアニストの肖像。

目次

ウラディミール・ホロヴィッツ(二十世紀のピアニストたち;バイロン・ジャニスとホロヴィッツ ほか)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ルービンスタイン賛;ルービンシュタイン ほか)
スビャトスラフ・リヒテル(「リヒテル“謎”甦るロシアの巨人」;現代ピアノ界の巨人の演奏 ほか)
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(底の知れない深さ;ドビュッシーとベートーヴェン ほか)

著者等紹介

吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、90年度朝日賞、『マネの肖像』で読売文学賞受賞。2006年、文化勲章受章。館長を務めた水戸芸術館開設を記念し吉田秀和賞が設けられている。著書多数。2012年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kao

7
★4.3 吉田秀和は評論家の域を超えてる。ホロヴィッツ・ルービンシュタイン・リヒテル・ミケランジェリ。ともすると「過去の」ピアニストと思っていたが、吉田氏の文章で21世紀にも生きる大ピアニストとして蘇った。彼らの演奏を今すぐ聴きたくなる。2020/01/18

コチ吉

6
四人の世紀のピアニストを語った評論集。とは言え、それぞれアプローチというか光を当てる方向が少しずつ違っているのは、各人にたいする思いの違いと分かるのが興味深い。一言で言うとピアニストと音楽家の違いである。2020/05/02

ひでお

4
吉田秀和さんの文章を読んでいると、素直にイメージがわいてきて、録音を実際に聞きながら読むと、さらに共感できるところが多いです。波長があうというか。紹介されているピアニストのうちリヒテルやミケランジェリは実演を聴く機会があったにもかかわらず、結局聴くことができなかったのは悔やんでも悔やみきれません。ルービンシュタインとホロヴィッツはCDを繰り返し聞いたことを思い起こします。コロナがおさまって、またピノのコンサートを聴くことができますように。2020/10/21

どら猫さとっち

4
ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、リヒテル、ミケランジェリの4人のピアニストに焦点を当てた音楽評論集。4人とも好きなピアニストだが、それぞれの魅力を引き出すのがうまく、吉田秀和の文章までもが、美しい音楽になっていく。吉田秀和は、最近気になっている評論家であるが、7年前に逝去とあって残念である。もっと読んでみたい。2020/01/31

*takahiro✩

4
クラシック音楽を聴く人ならば読む価値のある本だと思う。数世代前の人たちの音楽への接し方、純粋さに感動を覚える。全ての表現に同感というわけではなく、私の方が遥かに良い音楽を直接聴いているとも思うが、批判する気にはならない。手元に残しておきたい本。2019/12/27

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