河出文庫<br> 生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究

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河出文庫
生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究

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  • サイズ 文庫判/ページ数 419p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309416984
  • NDC分類 460.28
  • Cコード C0145

出版社内容情報

生命科学史にきらめく成果をあげた研究者18名の、若干むちゃくちゃで、しかし見事な人生を、日本で最もおもろい生命科学者が解説!

内容説明

あっぱれ!と思わず唸らされるような、歴史に名を残す成果をあげた科学者たち。彼らは、どれくらいすごいのか。いま日本で最もおもろい生命科学者が、18名の研究者を選りすぐり、その独創的で、むちゃくちゃで、けれども見事な人生と研究内容を解説する。文庫版特典「『超二流』研究者の自叙伝」も必読。

目次

第1章 波瀾万丈に生きる(野口英世―一個の男子か不徳義漢か;クレイグ・ベンター―闘うに足る理由;アルバート・セント=ジェルジ―あとは人生をもてあます異星人;ルドルフ・ウィルヒョウ―超人・巨人・全人)
第2章 多才に生きる(ジョン・ハンター―マッドサイエンティスト×外科医;トーマス・ヤング―“Polymath”多才の人;森鴎外(林太郎)―石見ノ人、脚気論争
シーモア・ベンザー―「オッカムの城」の建設者)
第3章 ストイックに生きる(アレキシス・カレル―「奇跡」の天才医学者;オズワルド・エイブリー―大器晩成ザ・プロフェッサー;サルバドール・E・ルリア―あまりにまっとうな科学者の鑑;ロザリンド・フランクリン―「伝説」の女科学者;吉田富三―鏡頭の思想家)
第4章 あるがままに生きる(リタ・レーヴィ=モンタルチーニ―ライフ・イズ・ビューティフル;マックス・デルブリュック―ゲームの達人 科学版;フランソワ・ジャコブとジャン・ドーセ―フレンチ・サイエンティスツ;北里柴三郎―本邦最高の医学者)
番外編 読まずに死ねるか!
文庫版特典 「超二流」研究者の自叙伝

著者等紹介

仲野徹[ナカノトオル]
1957年大阪生まれ。大阪大学医学部卒業後、内科医から研究者に。ヨーロッパ分子生物学研究所、京都大学等を経て、大阪大学大学院医学系研究科教授。専攻は生命科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

34
生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究。仲野徹先生の著書。歴史に名を遺した世界の天才研究者たちの研究内容と人となりがわかる良書です。天才研究者たちはどこか個性的で凡人から見ると変わり者、変人奇人と思われても不自然ではないのかも。でも凡人から変人奇人と思われて理解されないくらいでないと、天才研究者にはなれないのかもしれません。2019/09/06

トムトム

32
伝記オタクの著者さんが「この人すごい!」と思った科学者さんを紹介する本です。私も人生の途中ですが、なにで名前が残るかなんてわかりませんね。すごい事をしているのに無名だったり。私の知人が送り人をしているのですが、無名の一私人でもそれぞれに凄い事をしていると言っていました。名前を残したいかどうかはともかく、所詮は運なんだなと思いました。2021/12/01

to boy

24
18名の生命科学者の伝記をもとにその業績や人柄などを紹介。知らない人が多かったけどもともと伝記好きなので面白く読めました。北里柴三郎はもっと評価されるべき人なんだなって思います。分子生物学の黎明期のワクワク感が伝わってきましたがワトソンとクリックの論文が限りなく剽窃にものだったなんて驚き。当時、物理学から生物学へ転向していく学者が多かったというのも驚きでした。2019/10/16

阿部義彦

19
時間は掛かったけど、無類に面白かったです。野口英世は過大に美化されすぎで、自分的には北里柴三郎の株が急上昇しました。伝記は確かに飾って書かれるものではありますが。何よりも運命の偶然の訪れる瞬間ってあるものですよね。ただしその事を夢うつつの中でも絶えず考え抜いていたからこそ、天使は微笑むのでしょうね。著者の意見「苦労を売りにするようではおしまいです。苦労した方がいいと言う人もいるが、どう考えてもしないに越したことはない。苦労によって駄目になった人の方が多数派だ。」には、深く肯首です。センス・オブ・ワンダー2019/12/01

まこ

11
科学者の伝記が最近勢いがない、勢い再びのための足掛かりとなれば。科学者はすごい人だけど人格者じゃない、失敗やろくでもないエピソードも紹介するし、突っ込みも激しい。主役となる人の出会いや当時いた場所の偶然の力も大事にしてる。2021/01/21

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