河出文庫<br> カラヤン

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河出文庫
カラヤン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309416960
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C0173

出版社内容情報

カラヤンとは何だったのか、今こそ。ベートーヴェン、モーツァルト、ワーグナー、ブルックナー、オペラ、近代……。

内容説明

カラヤンの凄さとは。どこが本質で、意外な魅力、弱点は―。モーツァルト、ベートーヴェン、ワーグナー、ブルックナー、ヴェルディ、プッチーニ、マーラー、ドビュッシー、シェーンベルク…。音色と疾走感だけでなく、思わぬところに美点を追究し、成熟した。カラヤンについて初めて一冊にまとめる文章は、吉田秀和の真髄でもある。

目次

カラヤン登場
人気の秘密
カラヤン
モーツァルトの演奏
カラヤンのモーツァルトで…
カラヤンとディヴェルティメント
ディヴェルティメント第一五番、他
カラヤンの『ドン・ジョヴァンニ』
カラヤンのベートーヴェン
ベームとカラヤンのベートーヴェン“ミサ・ソレムニス”
オペラ指揮者としてのカラヤン“指標”をめぐって
ザルツブルクの復活祭音楽祭―カラヤンとバーンスタイン
カラヤンのヴァーグナー『バルジファル』
ブルックナー再説―カラヤンそしてシューリヒト、ショルティ
新しくて古いロシア人
カラヤンのプッチーニ―オペラにおけるオーケストラの重要性
カラヤン/ベルリン・フィルのマーラー“交響曲第五番”
カラヤン―ドビュッシー、ヴェルディ、マーラー
カラヤンのシェーンベルク、ベルク、ヴェーベルン―豊穣甘美な音
カザルスの死とカラヤン
カラヤンと老い
カラヤンの死

著者等紹介

吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、90年度朝日賞、『マネの肖像』で読売文学賞受賞。2006年、文化勲章受章。館長を務めた水戸芸術館開設を記念し吉田秀和賞が設けられている。著書多数。2012年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コチ吉

6
長く脱線の多い文章は、日記を読まされている気分になるが、嵌まるとなかなか抜けられないのである。音を和牛のビフテキや羊羮に喩えた音楽評論家は他にいないだろう。カラヤンの凄さを認めながら、その特質を最も生かせる音楽が吉田の好みと微妙にずれていたのではないか。 2019/11/17

8810mcd

2
吉田秀和さんの教養溢れる文章を時々ふと読みたくなるときがある。本書は吉田秀和さんがカラヤンについて書いた文章が寄せ集められている。中には読んだことのある文章も沢山あったけれど、一つのテーマ(ここではカラヤン)についての感想の変遷が追えるというのは、とても面白い。(もちろん、音楽展望を時系列で追って味わうのもまた楽しみなのですが)。2019/09/14

迦陵頻之急

1
巷間に溢れる(溢れていた?)この指揮者への毀誉褒貶を聞くと、時に「自分は音楽の本質が解っている」アピールを感じてしまうのである。一方、吉田氏の場合は「音楽の本質」そのものから考察する。音楽再現には、まず物理的な響きを操作する次元がある。次に、表面的な情緒に訴える次元があり、さらに、思索的、形而上学的、精神的な次元がある。カラヤンの特質は不明瞭な観念や理念への耽溺を回避し、その結果、音響の洗練に向かう事にあるという。音楽再現という課題の成否につき、カラヤンに対しては吉田氏はおおむね肯定的である。2024/01/23

hal

0
評論って難しい。音楽とか芸術ものといってもとかく好みの問題だから。このカラヤン評論は特に何を言いたいのかわからない。この本を読んでカラヤンのあの演奏が聴きたくなることもない。2023/07/25

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