出版社内容情報
いじめ、うわさ、夏休みのお泊まり旅行…お決まりの日常から逃れるため、それぞれの少女達が試みたささやかな反乱。傑作青春小説集。
内容説明
いじめ、うわさ、夏休みのお泊まり旅行…お決まりの日常から逃れるために、少女たちが試みた、ささやかな反乱。生きることになれていない、小学生から高校生までの主人公たちの、不器用なまでの切実さを描く、直木賞作家の傑作青春小説集。「学校ごっこ」「夏の出口」など四篇を収録。
著者等紹介
角田光代[カクタミツヨ]
1967年、神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、97年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞を受賞。著書に『八日目の蝉』(中央公論文芸賞)『紙の月』(柴田錬三郎賞)『かなたの子』(泉鏡花文学賞)など、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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