出版社内容情報
日本を代表する建築家にして理論家、その思想を切り開いた初著作が文庫化! 建築家、アーティスト、思想家に影響を与えた基本図書。
内容説明
世界的建築家・磯崎新。その軌跡の第一歩となる伝説的単著。著者本人が「日付のついたエッセイ」と呼ぶように、一九六〇年代を通じてさまざまな媒体に記された論文・エッセイがクロノロジカルに並ぶ。当時の困難な状況と対峙・格闘した若きイソザキの全記録がここにまとまる。
目次
1960(現代都市における建築の概念;シンボルの再生;孵化過程 ほか)
1962(プロセス・プランニング論;都市デザインの方法;日本の都市空間 ほか)
1964(虚像と記号のまち ニューヨーク;世界のまち;死者のための都市―エジプト ほか)
1966(媒体の発見―続プロセス・プランニング論;幻覚の形而上学;マリリン・モンロー様 ほか)
1968(凍結した時間のさなかに裸形の観念とむかい合いながら一瞬の選択に全存在を賭けることによって組立てられた“晟一好み”の成立と現代建築のなかでのマニエリスト的発想の意味;梱包された環境;占拠されたトリエンナーレ ほか)
著者等紹介
磯崎新[イソザキアラタ]
建築家。1931年大分市生まれ。1954年東京大学工学部建築学科卒業。丹下健三に師事し、博士課程修了。1963年磯崎新アトリエを設立。以来、国際的建築家として活躍するとともに、多くの国際的コンペの審査委員やシンポジウムの議長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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A.T
T.Matsumoto
Auristela
hobby no book
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