河出文庫<br> エロスの解剖 (新装版)

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河出文庫
エロスの解剖 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309415512
  • NDC分類 384.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

母性の女神に対する愛の女神を貞操帯から語る「女神の帯について」ほか、エロスについてのエッセイ集。新装版で再登場。

内容説明

母性の女神に対する愛の女神を、奇妙な道具“貞操帯”からさまざまなエピソードを紹介して語る「女神の帯について」。乳房についての男性のエロティックな趣味の変化から、男性の“乳房コンプレックス”を考察する「乳房について」。ポルノグラフィーについての豊かな知識を披露する「エロティック図書館めぐり」など十六篇を収録した、エロティシズム論集。

目次

女神の帯について
オルガスムについて
性とは何か
コンプレックスについて
近親相姦について
愛の詩について
優雅な屍体について
サド=マゾヒズムについて
ホモ・ビオロギクス
オナンの末裔たち
乳房について
ドン・ジュアンの顔
エロティック図書館めぐり
ピエール・アンジェリック『エドワルダ夫人』について
玩具考
マンドラゴラについて

著者等紹介

澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928‐1987年。本名・龍雄。東京都芝区高輪車町生まれ。東京府立第五中学校から旧制浦和高校理科甲類に進学。戦後1948年、東京大学文学部フランス文学科に入学、関心はシュルレアリスムからサドへ。1953年卒業の翌年、コクトー『大胯びらき』の翻訳を上梓。1960年、警視庁保安課は澁澤訳『悪徳の栄え』を発禁処分、最高検察庁は猥褻罪で澁澤・石井両氏を起訴、サド裁判始まる。1969年、有罪確定。1970年、初めてのヨーロッパ旅行。1987年8月5日、頸動脈破裂で死去。主要な著作『唐草物語』(泉鏡花賞)『高丘親王航海記』(読売文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

361
タイトル通りにエロスをめぐるエッセイの数々。自由奔放に駆け巡る、いつもながらの澁澤節はここでも健在。ただし、今回登場するのは主にサルトルやバタイユ、フロイトといった面々。プラトンなども顔を見せはするが、書肆的な意味でのペダントリーの楽しみはやや薄いか。もっとも、その代わりに動物学者までが登場し、性が生殖と必ずしも不即不離の関係にはないことなどが語られる。読了してみると、納得することばかりで、このことが逆にもの足りなさを喚起するのであるのかも知れない。贅沢な注文だが、目からウロコの驚きが欲しいところ。2018/12/06

長岡紅蓮

7
澁澤龍彦によるエロスについてのエッセイ。「コンプレックスについて」に出てくるコンプレックスが多彩。知らないコンプレックスばかりだった。「オナンの末裔たち」『月の王』に出てくる器械はまるでアダルトVR。やっと時代が追いついたか?(笑)2020/01/13

sigismund

4
思想、哲学、芸術、さらには生物学に至るまで、幅広い知識を開陳してエロティシズムの本質に迫る一冊。アンドレ・ブルトンの『自由な結合』を解説した『愛の詩について』は澁澤大魔王の筆のノリ具合が大変によろしい。2018/03/15

よいおいこらしょ

3
澁澤節がうなる博覧強記のエッセイ。性や神秘、精神分析について語る裏には、キリスト教上の神聖さや猥雑に隠れた官能の影があった2021/05/01

サンジェルマン伯爵

1
エロス!!!をさまざまな切り口から分析してて面白い。個人的にはコンプレックスのくだりが興味深くて良かった。2019/09/18

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