出版社内容情報
車中の首なし遺体が発見されるや、次々に殺人事件が。探偵作家と警部が謎の犯人を追う、秀逸なプロットが連続する壮大な推理傑作。
甲賀 三郎[コウガ サブロウ]
1893-1945。探偵小説作家。『新青年』などを主な発表媒体に活躍。「本格」「変格」の名付け親。代表作に『体温計殺人事件』『血液型殺人事件』など。
内容説明
東京・丸の内の路上に停車中の自動車内に、謎の首切断死体が発見された―。広大な屋敷に蠢くがま蛙、久恋の女秘書、怪奇な幽霊、いわくの美女、蟇屋敷主人…。探偵作家と刑事は横浜、鎌倉、埼玉奥地、大阪へと犯人を追う。大胆なトリック、秀逸なプロット、気宇壮大なスケール。スリリングに展開する甲賀三郎の最高傑作、初の文庫化!KAWADEノスタルジック探偵・怪奇・幻想シリーズ。
著者等紹介
甲賀三郎[コウガサブロウ]
1893年、滋賀県生まれ。本名・春田能為。探偵小説家。東京帝国大学工学部応用化学科卒業後、染料会社を経て農商務省臨時窒素研究所に勤める。後にライバルとなる“変格の雄”大下宇陀児は研究所の後輩。1923年、「真珠塔の秘密」で『新趣味』にデビュー、同年『新青年』に「カナリヤの秘密」を発表し、同誌を代表する作家となる。31年、“本格派の雄”として大下と本格対変格の論争を、また36年には木々高太郎と探偵小説芸術論争を展開した。1945年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HANA
penguin-blue
geshi
hanchyan@連戦連勝の前には必ず負けがある
いっくん