出版社内容情報
現代社会で私たちは宗教とどのように対峙できるのか?宗教の誕生した瞬間から現代のかたちを通じて、その可能性を探る。
森 達也[モリ タツヤ]
1956年生まれ。映画監督、作家。自主制作ドキュメンタリー映画『A』、『A2』が高い評価を受ける。著書に『A3』(集英社文庫)、『放送禁止歌』(知恵の森文庫)、『死刑』(角川文庫)他多数。
内容説明
宗教とは不確かなもの。しかし「神さま」はその誕生以来、政治や社会と深くかかわり、「世界」を動かしてきた。時に凍えた人を暖め、時にすべてを焼き尽くし…「神さま」とは一体何者なのか?仏教・キリスト教・イスラム教の変遷と、現在新たに生まれた宗教の内実に鋭く切り込みながら、宗教と信仰のあいだで人はどう「神さま」と対峙できるのかに迫る。
目次
第1章 宗教ってなに?
第2章 仏教―悩み多き王子・ブッダを開祖とする最も古い世界宗教
第3章 キリスト教―神の子・イエスを開祖とする世界最多の信者数を誇る宗教
第4章 イスラム教―預言者ムハンマドを開祖とする最も新しい世界宗教
第5章 危険と隣り合わせの宗教
終章 神さまは存在するの?
著者等紹介
森達也[モリタツヤ]
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督、作家。98年オウム真理教の現役信者を被写体としたドキュメンタリー映画「A」を公開。ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画「A2」を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。11年『A3』で講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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