出版社内容情報
西村は、革命の理念のもと激動の日々をともにした旧友たちを訪ねるが……内田樹氏、小池真理子氏絶賛。早逝した天才作家の名作が甦る
高橋 和巳[タカハシ カズミ]
内容説明
大学を出て七年、三十歳を過ぎた西村は、平穏な職と家庭を捨てて書き上げた広島原爆の犠牲者たちの伝記を携え、むかしの友人たちを訪ねてゆく。革命の理念のもと、激動の時代を生きた彼らの青春とはなんだったのか?
著者等紹介
高橋和巳[タカハシカズミ]
1931年生まれ。1971年に39歳で早逝した小説家、中国文学者。『悲の器』で第1回文藝賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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