河出文庫
下町呑んだくれグルメ道

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309414638
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「本所おけら長屋」シリーズで人気沸騰中の著者がおくる、人情味溢れる下町ソウルフードと濃い人間模様が爆笑を生む傑作食エッセイ。

畠山 健二[ハタケヤマ ケンジ]
1957年、東京都墨田区出身。小説家、コラムニスト、笑芸作家。早稲田大学中退。台本演出した漫才が第34回NHK漫才コンクール最優秀賞受賞。代表作に「本所おけら長屋」シリーズ(PHP文芸文庫)がある。

内容説明

人にはそれぞれ忘れられない味がある。ナポリタン、立ち食いそば、もんじゃ、駄菓子、かき氷…生まれも育ちも下町の著者が、声を大にして言いたいB級グルメへのとんでもないこだわりだらけのエッセイ集。飯がうまけりゃ、明日もまた笑えるさ!くだらなくも懐かしい、抱腹絶倒のグルメ妄想話が満載。

目次

朝定食―これを食わなきゃ始まらない
アジの骨揚げせんべい―お品書きには載せられない
石焼きイモ―それはゆっくりとやってくる
うなぎ―下町のAランク
江戸前寿司―粋でいなせな江戸っ子で
お子さまランチ―あの日に帰りたい
おでん―人生の光と影がある
オムライス―合体料理界の「色彩の魔術師」
カキ―この世に生をなしたからには
かき氷―王道はイチゴミルク〔ほか〕

著者等紹介

畠山健二[ハタケヤマケンジ]
1957年、東京都目黒区生まれ。墨田区本所育ち。演芸の台本執筆や演出、週刊誌のコラム連載、ものかき塾での講師まで精力的に活動する。日本文芸家クラブ会員。2012年、『スプラッシュマンション』(PHP研究所)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

剛腕伝説

12
おけら長屋の畠山健二による、下町B級グルメ本との事で手に取った一冊。グルメ本というよりは、食にまつわる、妄想、下ネタ、自虐本といったところか? 余りにもお下品すぎて、好き嫌いが分かれる一冊だと思う。 ここに出てくる食べ物の全てが、何故か、美味しそうに感じない。そういう意味では珍しい!2020/05/01

まぶぜたろう

6
登録するのを忘れてた。読み終えたのは2ヶ月ほど前。■私好みのBなメニュー、その描写も申し分なく美味そうで、グルメエッセイでは上位の出来、と思いきや、誰も喜ばない&誰も笑わない寒い昭和&親父ギャグと下ネタに辟易する。次第に腹が立ってくる。これさえなきゃなーと思いながら、これが本書の半分を占めているのだった。20年前の本だから仕方ないのか。2020/10/29

niz001

5
フィクションかノンフィクションか知らないけど、何ちゅうか品が無い。(オチはつけてても)拡声器持って石焼き芋屋の真似して慌てて出てくるの見るとか気分良いいもんじゃない。ネガティブな視線で見始めた所為かもしれないけど、冗談と下ネタにもイラッとする。目次見た時は楽しみやってんけど、途中から流し読み。2016/08/16

ナツ

4
期待より面白かった。若干下品で尚良し!本所おけら長屋の作者と気付かずに積読しておいて、読んでる途中で気付いてビックリ。 細かなこだわりも面白い。2022/05/16

タコチュウ

2
おけら長屋の未読が底をつきそうになったので読んだらたまげた。おけら長屋を煮詰めたみたいな本でした。食い物エッセイの王様東海林さだお氏よりも笑った。畠山師匠、なんちゅう本を書いたんですか。2020/08/14

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