出版社内容情報
NHK 朝の連ドラ「あさが来た」のヒロインの縁故者、薩摩志士の生涯を描く歴史小説。後年を描く「大阪の指導者」も収録する決定版
【著者紹介】
作家。1913-1947。太宰治、坂口安吾と並ぶ無頼派三大作家のひとり。代表作に「夫婦善哉」。
内容説明
国難の幕末にあって、薩英戦争などで薩摩藩内で、大胆な発想と行動の異色の開明派志士として頭角を表わす。英国巡歴後、経営手腕と財政感覚で倒幕に貢献する。維新後は政界から実業界に転進、大阪商法会議所の設立を始め、大阪の発展に尽くした。大阪をこよなく愛した無頼派の旗手オダサクが“恩人”の生涯を描く決定版二作。
著者等紹介
織田作之助[オダサクノスケ]
1913年、大阪生まれ。作家。西鶴とスタンダールへの傾倒で出発した“無頼派”の代表的な小説家。1947年没。織田作之助賞が設けられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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