河出文庫
10代のうちに本当に読んでほしい「この一冊」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 193p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309414287
  • NDC分類 019
  • Cコード C0100

出版社内容情報

本好き30人が「親も先生も薦めない本かもしれないけど、これだけは読んでおくべき」と思う一冊を紹介した読書案内アンソロジー。

内容説明

本好き30人が10代の読者に向けて「親も学校の先生もほかの誰も薦めない本かもしれないけれど、これだけは絶対に若いうちに読んでおくべきだ」と思う一冊を紹介。感動、恋愛、教養、自由、ユーモア、怒り、生死、人生…さまざまな視点から語られた読書案内アンソロジー。

目次

1(森に分け入る『問題があります』(角田光代)
絶望と紙一重の希望『幼年期の終り』(森達也)
ヤバイくらい胸に迫る、リアルで残酷で優しい物語『神様のみなしご』(金原瑞人) ほか)
2(恋愛はしなくてもかまわない『肉体の悪魔』(山崎ナオコーラ)
14歳に薦める本『若きウェルテルの悩み』(長沼毅)
失敗は人生の障害ではない『あめりか物語』『ふらんす物語』(橘木俊詔) ほか)
3(我々は、遺伝子の乗り物にすぎないのか?『利己的な遺伝子』(貴志祐介)
『虚無への供物』中井英夫・その人々に『虚無への供物』(恩田陸)
哲学が哲学に引導を渡した『論理哲学論考』(村上陽一郎) ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roko

37
10代のころにいろんな本を読んだ。角田光代さんがこの本の中で語っているように、10代の体力があったからこそ読めた本があった。かなりの大作でも、難しくてよく分からない本でも、勢いで読めた。だからこそ、その世代の人にはバリバリ本を読んで欲しい。寝る暇を惜しんで読んでもいい。授業中にこっそり読んでもいい。世界中にいろんな人がいて、いろんなことを考えてきたんだってことを知って欲しい。2024/02/21

はるき

25
中学生向けの読書案内なんだが、ラインナップが堅すぎてビックリした。ビギナーではなく、背伸びしたい子向けなのか?また、どの人も読者に(子供たちに)向けるメッセージがシビアであることに世相を感じた。今の子は子供時代が短くないかしら。と、思う私も多分当時は背伸びがしたかったんだろうな。2016/11/29

Ayakankoku

12
うーん、全体的にかためだった。本好きでない子達が読むにはイマイチかもしれない。2020/10/15

柏もち

9
将来必要になるから読んでほしいというより、自分の子供時代に影響を受けた本を推薦している方が大半。前者の観点からすると「タブーの正体!-マスコミ~」と聖書を読むべきかな?ただ上野千鶴子さんと同じ事を考えて聖書やコーランを読もうとした私から言わせてもらえば、10代なら本物より噛み砕いて纏めてある方を読んだ方が効率もいい。あと共産党宣言は書かれた当時の背景を知らないとミスリードする部分がある。個人的に読みたいのは「幼年期の終わり」「神様のみなしご」「博物誌」「cotton100%」「本当の戦争の話をしよう」。2016/04/27

エドバーグ

7
69歳ですが、参考になりました。2023/11/15

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