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河出文庫
文楽の落語藝談―長生きするのも芸のうち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 167p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309413730
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

出版社内容情報

古典落語の達人、八代目文楽師匠。生い立ち、人生、芸談、寄席評を、古典研究の第一人者がじっくり聞き出す。見事な話芸に酔う。

【著者紹介】
1908-2001年、鹿児島生まれ。文学博士。近世文学を専攻し、なかでも西鶴をはじめとする江戸戯作文学の研究を行い、早稲田大学などで教鞭をとった。主な著書に『定本西鶴全集』『落語藝談』などがある。

内容説明

近世文芸研究の第一人者が見事に引き出した。黒門町の名調子!べけんやな人生と苦心・魅力の芸談。

目次

1 おしゃべり小僧時代(八代目文楽とは;はなし家になろうとは ほか)
2 はなし家入門―芸と修業(桂小南に弟子入り;名人小金井蘆洲と「雪月花」 ほか)
3 はなし家の生き方(はなし家は死ぬまで修業―小さん・正蔵・円生;つらいことがあったら芸だと思いな―よくなった馬生 ほか)
4 庶民の芸―「咄」を創ること(人の噺をよく聞くこと;「廏火事」が大好き―おなじみの髪結いさん ほか)
5 寄席が芸をささえる(きょうは暉峻先生が見えている;常連のきびしさ―足裏の顔向ける ほか)
6 これからの落語界(芸と客と渡り合え)
付録 廏火事

著者等紹介

桂文楽[カツラブンラク]
1892年生まれ。本名・並河益義。初代桂小南に入門、三遊亭圓馬、桂文治、柳亭左楽門下をへて1917年真打昇進、1920年に八代目桂文楽襲名。古典落語の名人で「黒門町の師匠」と敬愛された。落語家として初の紫綬褒章受章。1971年逝去

暉峻康隆[テルオカヤスタカ]
1908年、鹿児島生まれ。文学博士。近世文学を専攻し、なかでも西鶴をはじめとする江戸戯作文学の研究を行い、早稲田大学などで教鞭をとった。2001年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はかせ

1
家元が小僧扱いなところがなんとも時代を感じさせていただけた。2015/07/12

kaz

0
八代目桂文楽の生い立ち、芸談。暉峻(てるおか)氏とのやり取りが楽しく、当時の楽屋の考え方がよくわかる。談志をたしなめるところなどは、さすが文楽ならでは。 2017/06/25

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