河出文庫<br> 私の小さなたからもの

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河出文庫
私の小さなたからもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309413433
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

使い込んだ料理道具、女らしいコンパクト、旅先で見た景色、今は亡き人の言葉――生きることを支えてくれる「たからもの」について。

【著者紹介】
1922年東京生まれ。52年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。各国の舞台に出演し、帰国後はエッセイストとしても活躍。『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(河出文庫)等著書多数。2010年逝去。

内容説明

よく使い込んだ料理道具、女らしい喜びを与えてくれるイヤリングやコンパクト、旅先で出会った忘れられぬ味や風景、大好きな歌、今は亡き人から貰った言葉―すべてが著者にとってのたからもの。石井さんが食べ、装い、働き、暮らすなかで慈しんできたものたちが、私たち自身にも無数にある「小さなたからもの」をいつしか照らし出す。真に豊かな珠玉のエッセイ

目次

ハンブルグの絵皿
お気に入りのフライパン
「鮭の冷製」用の皿と鍋
ミモザ。美しい名前、なつかしい花
すずらんの日
時計のしゃれっ気
マーラーの車
扇と私
私の好きなシャンソン
眠るために必要なもの〔ほか〕

著者等紹介

石井好子[イシイヨシコ]
1922年、東京生まれ。米国留学を経てフランスに渡り、51年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。世界各国の舞台に出演し、帰国後は歌手、エッセイストとして活躍した。著者に料理エッセイの元祖ともいわれる『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞作)等。2010年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

42
あまりにも生き生きとしみじみとした文章で、すでにご本人が鬼籍に入られたことが不思議に思える程です。パリジェンヌをお手本にする読み物数あれど、大和撫子はこの方にもっと憧れてもいいのでは。2015/01/23

これでいいのだ@ヘタレ女王

22
エッセイの一つが シャンソンを一曲聴いたような気にさせる不思議。全て読み終えるとアルバムを聴き終えたような充足感。 日頃のイライラでささくれ立った心が ベルベットのように 滑らかに変わる。美意識をもってエレガントに過ごす 大切さを感じる。レオナルド藤田 との 交流の話が 特に好き。藤田の 口調、しぐさ、が目に浮かぶようだ2015/03/29

20
このエッセイもとても素敵で、お腹も空きました。「”何時か”では遅すぎる」というページが一番心に残りました。何時か何時かと引き延ばしにしていたら、永久にそれは出来なくなる。自分から求める。何度でも読み返したい本になりました。2015/03/28

hachi18

6
初めて読む石井好子さんのエッセイは、愛情を沢山受けた人なのではないかと思わせる真っ直ぐで、日があたっているような柔らかさを感じさせます。ただそれだけではなく「何時かでは遅すぎる」「自分から刺激を求めなくては 人に遅れをとってしまう。」「ひまがないというのは、ひまを作らないだけの事ではないか。」と柔らかさだけではなく人生は有限であることも同時に書かれており、逆にこれも素直に染みました。2016/05/20

かすみ

4
秘書のエッセイが、著者のチャーミングな一面をいっそう引き立てる。「〜オムレツのにおいは流れる」に書かれているような食道楽なところ、タオルはたっぷり使わねば貧乏っちいと言ってしまうところ、戦後を感じさせない明るさがある。2020/10/02

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