出版社内容情報
日本国憲法は、世界に誇る芸術作品である。人間を尊重し、戦争に反対する。生と死を見据えてきた著者が描く、人間のあるべき姿!
なかにし 礼[ナカニシ レイ]
1938年、旧満州牡丹江市生まれ。立教大学文学部卒業。2000年『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。著書に『兄弟』『人生の教科書』『生きる力 心でがんに克つ』『闘う力 再発がんに克つ』『夜の歌』等。
内容説明
日本国憲法は、世界に誇る芸術作品である。人間を尊重し、戦争に反対する。もはや沈黙している時ではない。行動を開始しなければならない。今こそ、永遠なる平和への願いを胸に、真の自由を求め、勇気を持って歩き出そう―。がんを克服し、生と死を見据えてきた著者が、人間のあるべき姿を渾身の力で描く感動のエッセイ。
目次
第1章 天皇と日本国憲法(天皇と日本国憲法;白洲次郎が絶賛した「第九条」 ほか)
第2章 リメンバー ヒロシマ・ナガサキ―反戦・反核・脱原発のために(リメンバー ヒロシマ・ナガサキ;『沖縄ノート』と「さとうきび畑」 ほか)
第3章 よそ者の流儀(陽子線治療に出会うまで;よそ者の流儀 ほか)
第4章 日本人は何処へ行くのか(日本人は何処へ行くのか;世界遺産と日本人 ほか)
第5章 芸術的抵抗への招待(追悼・中村勘三郎丈;黒澤明の予言性 ほか)
著者等紹介
なかにし礼[ナカニシレイ]
1938年、旧満洲牡丹江市生まれ。立教大学文学部仏文科卒業。作詩家として、日本レコード大賞ほか多くの音楽賞を受賞。作家としても、2000年に『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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浅香山三郎