河出文庫
文、花の生涯―幕末長州のある家族の肖像

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  • サイズ 文庫判/ページ数 228p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309413167
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2015年NHK大河ドラマの主人公・文。兄吉田松陰、夫久坂玄瑞、後添え楫取素彦を中心に、激動の維新を生きた女を描く。

【著者紹介】
1940年、和歌山生まれ。毎日新聞社編集委員を経て歴史作家。著書に『お江』『戦国 名城の姫たち』『城と姫』など。

内容説明

文は幕末長州の志士・吉田松陰の末妹に生まれた。温かい家庭に育ち、やがて松陰門下の俊秀、久坂玄瑞に嫁ぐ。東奔西走する玄瑞を陰ながら支えた。蛤御門の変で玄瑞が自決すると、藩主毛利家に守役などで仕えた。その後、松陰の友、揖取素彦に姉の没後再嫁する。文と、彼女を取り巻く人々の実際を追う、文庫書き下ろし作品。

著者等紹介

楠戸義昭[クスドヨシアキ]
1940年、和歌山県生まれ。歴史作家。立教大学卒。元毎日新聞社編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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to boy

8
小説家と思いきやノンフィクションでした。文を中心に兄の松陰、夫の久坂玄瑞、晋作たちの出来事を丹念に記述してあります。幕末の争乱期、松陰が火を付けた攘夷運動に巻き込まれていく生涯は想像に耐えません。ところで松陰が女性の教育に熱心だったとは知りませんでした。過激な生涯でしたがすばらしい人だったと思います。2014/12/25

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