河出文庫<br> 生物学個人授業

電子版価格
¥704
  • 電書あり

河出文庫
生物学個人授業

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309413082
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0145

出版社内容情報

「体細胞と生殖細胞の違いは?」「そもそもDNAって?」…生物学者・岡田先生と生徒のシンボーさんが、奔放かつ自由に謎に迫る。

【著者紹介】
1927年兵庫県生れ。生物学者。京都大学、総合研究大学院大学名誉教授、JT生命誌研究館名誉顧問。89年国際発生生物学会からハリソン賞を日本で初めて受賞。著書に『細胞の社会』『生命科学の現場から』他。

内容説明

「オスとメスはなぜ生まれたの?」「DNAって何?」「ミミズを二つに割ると、命も二つになる!?」「死なない生き物もいるってホント?」「遺伝子治療はどこまでアリ…?」…素朴なギモンから生命科学の最先端まで、生物学の大家・岡田先生と生徒のシンボーさんが、奔放かつ自由に、ダイナミックな生命の謎へ迫る!

目次

1(生命は絶えたことがない;ちょっと哲学よりに生物学;癌の話;倫理基準について考えた)
2(「発生」って何だ?!の巻;一筋縄ではいかない話;ホメオボックスって何だ?;ホメオボックスって何だ?パート2)
3(多様性ということ;八千万種ってどれくらい?;種類を分けるということ;絶滅と進化;まとめ)
おまけの講義 生きものの仕掛けは損得ぼちぼちで
文庫版おまけの講義 「面白い生物学」が戻ってきた

著者等紹介

岡田節人[オカダトキンド]
1927年、兵庫県生まれ。生物学者・理学博士。京都大学、基礎生物学研究所、総合研究大学院大学名誉教授。1989年、国際発生生物学会からハリソン賞を日本人で初めて受賞。現在はJT生命誌研究館名誉顧問

南伸坊[ミナミシンボウ]
1947年、東京都生まれ。漫画雑誌「ガロ」の編集長を経てイラストレーターに。エッセイスト、装丁家、マンガ家など多彩な顔を持ち、路上観察学会の結成にも参画する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あき

36
★★★ プラナリアをちょんぎって二匹にしたら、それは命が二つになったということなのか?ジュラシックパークのように恐竜を生き返らせることは可能か?など初心者が入りやすい話を通して生物学を学べます。補講の、特に細胞の死の話が"おもろかった"。生物の形って、粘土で作るようにだんだん形ができていくのかと思ったら、細胞が死ぬことで形作られていくのか!細胞が死ぬことで5本の指に分かれ、細胞の死に具合によって人はそれぞれ違った顔になると。今まで生物学は難しそうだし興味がもてなかったのですが、面白いし勉強になる本でした。2017/10/17

のせなーだ

1
楽しんで読んで欲しいという、サービス精神が伝わる。 成長期に、受けたい授業だと思う。興味は十分感じた。2015/11/25

大先生

1
んー、面白くしようという努力は伝わってきますが、私には合わなかったようです。2019/02/27

こぺたろう

0
藻類が原生生物だってのに驚き。そうだったかな。いろいろ忘れてるのか。 2015/12/16

ふう

0
岡田節人先生の読み物。内容は時代なりのもので全て知っている内容でははあるが、生物学とはどういうものか、という部分が垣間見えて面白かった。2024/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8208513
  • ご注意事項