河出文庫<br> ことばと創造―鶴見俊輔コレクション〈4〉

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河出文庫
ことばと創造―鶴見俊輔コレクション〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309412535
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0110

出版社内容情報

あらゆるジャンルをわけへだてなく見つめ続けてきた鶴見は文化批評の先駆にして源泉だった。その藝術と思想をめぐる重要な文章を精選

【著者紹介】
1922年生まれ。哲学者。 雑誌「思想の科学」発行の中核を担い、ベ平連など社会運動にも携わる。評論も多く、その対象は社会問題から小説、大衆芸術までと幅広い。『鶴見俊輔集』『鶴見俊輔書評集成』など。

内容説明

漫画、映画、漫才、落語…さまざまなジャンルからの創造をわけへだてなく見つめつづけた思想家・鶴見俊輔は、現代日本における文化批評の先駆者だった。芸術と思想をめぐる重要な文章をよりすぐった鶴見コレクション最終巻。現場から未来をさぐる、しなやかな問いの軌跡。九〇歳を迎えての近業を併載。

目次

1 表現の胎動(日本思想の言語―小泉八雲論;漫才との出会い;『鞍馬天狗』の進化 ほか)
2 ことばが息づくとき(言葉のお守り的使用法について;らくがきと綴り方;かるた ほか)
3 創造の窓を開け放つ(一つの日本映画論―「振袖狂女」について;戦争映画について;日本映画の涙と笑い ほか)

著者等紹介

鶴見俊輔[ツルミシュンスケ]
1922年生まれ。哲学者。雑誌「思想の科学」発行の中核を担い、ベ平連など社会運動にも携わる。評論も多く、その対象は社会問題から小説、大衆芸術までと幅広い。『鶴見俊輔集』『鶴見俊輔書評集成』など多数

黒川創[クロカワソウ]
1961年生まれ。作家。10代の頃から「思想の科学」に携わり、鶴見俊輔らとともに編集活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

14
内村鑑三『代表的日本人』1894年で、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮(52頁)。 権力というものを信用せず、それを監視する視点(67頁)。 鞍馬天狗と自立や自由の問題は深い(94頁~)。 戦中のお守り言葉、言葉のお守り的使用法(131頁~)。 これは、戦後日本にとって、クリーンエネルギー、安全というお守り言葉が原発に乗っけられただろう。 そのお守りはきかないどころか、野積みされている。お守りから出てきた副産物を取り除くことすらできない。 お守りどころか、お荷物の原発。2014/03/09

Bartleby

12
著作集で読んで気にいっていた文章の一つ、「かるた」が文庫で手軽に読めるのが嬉しい。「認識」や「真理」といった言葉と、子どもの頃の記憶とが絵札と読み札のように組み合わされることで、抽象的な概念が柔らかさをもったものに変わるのを感じることが出来る。鶴見さんの記憶ひとつひとつに触発されて自分も子どもの頃のことを思い出す。その記憶をまとめて、自分なりの「かるた」を作ってみたくなる。2013/11/27

ネムル

10
漫画、漫才、映画に落書き。ことばと思考の生成する場。2018/12/30

amanon

3
純粋芸術よりむしろある種下世話的なものを好む嗜好性が垣間見られるのが、興味深かった。そうした体質がベ平連の活動にも通じるというのは、些か飛躍があり過ぎるか?それはともかくとして、なぜか妙に印象深かったのは、漫画家滝田ゆうについてのもの。滝田氏が最初長谷川町子に弟子入りしようとしたというのが、かなり驚き。それよりも響いたのが、常に母親を恐れ脅えながらも、どこかでしっかりと母親と繋がっている子供の姿を描いた『寺島町奇譚』。しかもその母親のモデルになったのは、作者の継母だったという事実にある種の重みを感じた。2014/04/22

よんどころ

0
鶴見俊輔コレクションも最終巻。気になったところに付箋を立てていったらたくさん立った。たとえば「戦争映画について」の「あとで、いいかげんに書きなおすことはゆるさないぞ」という言葉などなど。とてもよいシリーズだったなあ。2014/04/26

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