出版社内容情報
あらゆるジャンルをわけへだてなく見つめ続けてきた鶴見は文化批評の先駆にして源泉だった。その藝術と思想をめぐる重要な文章を精選
【著者紹介】
1922年生まれ。哲学者。 雑誌「思想の科学」発行の中核を担い、ベ平連など社会運動にも携わる。評論も多く、その対象は社会問題から小説、大衆芸術までと幅広い。『鶴見俊輔集』『鶴見俊輔書評集成』など。
内容説明
漫画、映画、漫才、落語…さまざまなジャンルからの創造をわけへだてなく見つめつづけた思想家・鶴見俊輔は、現代日本における文化批評の先駆者だった。芸術と思想をめぐる重要な文章をよりすぐった鶴見コレクション最終巻。現場から未来をさぐる、しなやかな問いの軌跡。九〇歳を迎えての近業を併載。
目次
1 表現の胎動(日本思想の言語―小泉八雲論;漫才との出会い;『鞍馬天狗』の進化 ほか)
2 ことばが息づくとき(言葉のお守り的使用法について;らくがきと綴り方;かるた ほか)
3 創造の窓を開け放つ(一つの日本映画論―「振袖狂女」について;戦争映画について;日本映画の涙と笑い ほか)
著者等紹介
鶴見俊輔[ツルミシュンスケ]
1922年生まれ。哲学者。雑誌「思想の科学」発行の中核を担い、ベ平連など社会運動にも携わる。評論も多く、その対象は社会問題から小説、大衆芸術までと幅広い。『鶴見俊輔集』『鶴見俊輔書評集成』など多数
黒川創[クロカワソウ]
1961年生まれ。作家。10代の頃から「思想の科学」に携わり、鶴見俊輔らとともに編集活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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