河出文庫<br> 戦力外捜査官―姫デカ・海月千波

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河出文庫
戦力外捜査官―姫デカ・海月千波

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309412481
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

捜査一課配属2日で戦力外通告! 連続放火、女子大学院生殺人、消えた毒ガス兵器……ドジっ娘メガネ美少女警部とお守役刑事が挑む!

【著者紹介】
81年千葉県生。鮎川哲也賞佳作入選の『理由あって冬に出る』でデビュー。魅力的な人物や精緻な物語が支持されている注目のミステリ作家。『昨日まで不思議の校舎』『ダチョウは軽車両に該当します』など著書多数。

内容説明

警視庁捜査一課に着任したドジッ娘メガネ美少女警部・海月千波は、周囲の期待を裏切る捜査能力の低さで、配属から2日で戦力外通告を受ける。お守役の設楽恭介刑事と独自に連続放火事件を追ううち、女子大学院生殺人、さらに7年前の幼女殺害事件に辿り着くが…。凸凹コンビは犯人の壮大な復讐計画を阻止できるのか!?

著者等紹介

似鳥鶏[ニタドリケイ]
1981年千葉県生まれ。2006年、第16回鮎川哲也賞佳作入選の『理由あって冬に出る』(創元推理文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NADIA

107
これがシリーズ第1作なのだが次の話を先に読んでいたので、海月警部の登場シーンに意外性の面白さを感じることができなかったのは残念。随所にコメディ要素が散りばめられているのでストーリーも軽めと思いきや、今回も「冤罪」という結構重いテーマだった。この落差が特徴なのかな。そしてまたもやあとがきに笑わされた。あまり本文との関連性はないようなので、あとがきだけまとめて読みたい。面白すぎる(^^)2017/08/26

た〜

92
【キャラ重視型】前半部はキャラが立って面白いんだけど、後半はちょっと無理があるような2013/11/11

ゆみきーにゃ

86
《購入》シリーズ一作目。戦力外ってそうゆーことね。海月警部みたいな人が本当に警察官だったら不安だな^^;意外な人が犯人でビックリ。2018/08/05

hirune

86
ドラマは観てませんが面白かったんじゃないかなぁ、とってもドラマ向けだと思います。似鳥さんらしいギャグ満載な一方事件は重大でスリル満点、しかも何回もどんでん返しが~。現代社会の問題点も際どく描いていて、内容を十分詰め込んだ意欲作ですよね。海月警部の猪突猛進 頭脳明晰な割に方向音痴で頼りなげでドジで弱っちいのが面白い。設楽刑事は苦労させられて大変そうだけど、運命の出会いをしちゃったんだから仕方ないね、うん(^^;)2017/02/03

キングベルⅩ世

78
ドジっ娘のキャリアと正義感溢れる巡査がコンビを組むユーモア警察小説。脇役もなかなか解りやすいキャラなんだけど、ただのキャラ物に終わらせず事件や推理は本格的なのが面白い。まぁちょっと推理や解決のあたりはちょっと都合が良すぎるかなという点はあるんだけれど…。警察小説はちょっと敷居が高い感じがして手を出せてない人には打ってつけかもしれないな、と。2015/03/12

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