内容説明
母なる聖地熊野と訣別し、若者と老婆たちはセックスと御詠歌の旅に出る。神の地皇居まで、何を探し求め彷徨うのか。聖俗混淆の流離譚。
著者等紹介
中上健次[ナカガミケンジ]
1946‐92年。和歌山県生まれ。新宮高校卒業後上京、「文芸首都」同人。74年、『十九歳の地図』を刊行。76年、『岬』で芥川賞、翌年『枯木灘』で毎日出版文化賞、芸術選奨新人賞を受賞。以来、時代の旗手として活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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