河出文庫<br> おとなの進路教室。

電子版価格
¥682
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

河出文庫
おとなの進路教室。

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309411439
  • NDC分類 159
  • Cコード C0195

内容説明

「特効薬ではありません。でも、自分の考えを引き出すのによく効きます」自分らしい進路を切り拓くにはどうすればいいか、読みながら“考える”コラム集。「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気コラム「おとなの小論文教室。」から進路をテーマに編んだ一冊。著者と読者が鍛えあい、導きあうようにしてつくられた感動作。

目次

第1章 正しい選択って何ですか?(意志ある選択が人生をつくる;希望のある日々;アイデンティティを組み換える ほか)
第2章 働くってどういうことですか?(勉強?それとも仕事?;勉強なんてしないでください―勉強?それとも仕事?2;サービス―勉強?それとも仕事?3 ほか)
第3章 目標がないとだめですか?(いつかより強くなって;お金ではない何か;好きを掘り下げる力 ほか)

著者等紹介

山田ズーニー[ヤマダズーニー]
岡山県生まれ。ベネッセコーポレーション小論文編集長として高校生の考える力・書く力の育成に尽力し、2000年独立。全国各地をまわっての表現教室のワークショップ・大学講義・企業研修・講演・執筆活動等を通じ、表現力・考える力・コミュニケーション力の育成に幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

73
就活生や転職を考えている人・キャリアについて考えたいことがある人におすすめの本になっている!この本はコラムの中で進路について書かれたものをまとめた本になっている。学生と社会人の違い。お金を払うか。もらうか。勉強と仕事の違い。どれも仕事をしている際にふと考えたことがあるテーマであろう。そのテーマについて著者が考えたことをまとめている。表紙の望遠鏡は考えることによってより遠くある未来にピントを合わせることを意味しているのかなと感じた!とても面白いのに読みやすいのでぜひ読んでほしい本になっている!2023/03/06

きょーこ

30
じぶんはどうだろう?と、考えながら読みました。長い会社員生活を捨て、フリーランスになって宙ぶらりんになって考えたこと、経験したことが主な内容。ズーニーさんの言葉で発信したものを読んだ読者からのメールも興味深い。考え方のヒントになった。ここでも、問いをたてることを意識したいと感じた。2016/07/26

KAKAPO

28
≫「自分がどこに立っているか」を知っている人間は強い。自分が立っているところがわかれば、新人でも情報発信はできるし、伝わるんだということ、一生のうちで、新人のときほど、立ち位置が明確なときはないのではないか……。これは、Lesson 27「立脚点」の中の文章なのですが、私たちの前に次から次へと現れる問題や課題を乗り越えるために…、選択肢を一つひとつ何かを諦めて何かを選んで行かなければならない時に…、最も大切な基準にしなければならないのが、この「立脚点」自分は何者か?という問いなのではないか?と思いました。2020/07/23

ワッピー

23
「枠に挑み殻を破れ」「今の自分をさらけ出して勝負しろ」というメッセージを受信。著者がフリーに転身した際、社会との関わり方を模索している間の無為にも思える時間に耐える描写、過去のある時点までの自分の思考の積み重ねが分岐点を作るというあたりには深く共感しました。人にアドバイスをするにも、自分自身が「枠を越えようとして」いなければ、かつ相手が「自分に挑んでいない」なら言葉は届かないとか、「自分の不安」ではなく「相手が何を求めているのか」を見るべきという、過去に実践できなかった課題を再認識。すばらしい時間でした。2019/05/13

ぐっさん

16
勉強と仕事を履き違えている新入社員の例が印象に残った。自分自身、大学時代に度々、似た失敗をやらかした。就職するまでに少しこのことについて考えを深めてみようと思う。2018/01/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4727960
  • ご注意事項