河出文庫<br> ダーティ・ママ!

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河出文庫
ダーティ・ママ!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 371p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309411170
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

丸岡高子―43歳。麻布南署刑事。1歳の息子・橋蔵を育てるシングルマザー。長嶋葵―24歳。橋蔵のベビーシッター役として交通課から異動させられた新人刑事。育児のグチをブチまけながら、ハイパーレッドのベビーカーをぶっ飛ばし、ルール無用の凸凹コンビ(+1人)が事件解決にひた走る。

著者等紹介

秦建日子[ハタタケヒコ]
小説家・脚本家・演出家。1968年生まれ。97年より専業の作家活動。2004年、『推理小説』で小説家デビュー。同作は『アンフェア』としてドラマ&映画化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

43
シングルマザーはとみに増えている。主人公が高子だと思うとあまりにも強烈で、葵が振り回されているように見えるが、葵の成長物語りとするならこんな上司も味がある。今でこそシングルマザーという言葉が当たり前のように使われているが、保育園が収入に応じて無料であったりもするが、子供が病気にでもなったら仕事を休むか病児保育に預けねばならない(保育園ほど病気をもらってくるところはないのじゃないだろうか。)TVは見てないのでわからないが、結構痛快(#^.^#)。高子43歳とあるが表紙の絵じゃ還暦まじかにしか見えない^_^;2015/06/29

ゆう

30
いただいた本。交通課から刑事課に異動した葵と刑事課のエースだけどやることは破天荒、ルール無用のシングルマザー丸岡の凸凹コンビの刑事物。秦さんが書かれてる別の作品の同じ検挙率ナンバー1の雪平とは真逆なキャラだなぁ。葵が振り回されて不憫だけど、面白いコンビ。そして丸岡の元ダンナが気になるところ。これからもっと出てくるのかな??続編、調達してこなくちゃ。2015/11/11

momi

28
痛快!コミカルで楽しめた!!突然の人事異動で交通課から刑事課に配属された「葵」コンビを組む相手は検挙率ナンバーワンのベテラン女刑事「高子」突然の異動で戸惑う「葵」にいきなり与えられた仕事は…シングルマザー「高子」の息子のオムツ替え!!何と「葵」はベビーシッター役として刑事課に異動させられた!事件現場にも息子を連れてくる「高子」だが「葵」とのドダバタコンビが面白い!!それにしても…この作家さん女性の香水に詳しいですよね〜!驚きました…建日子さんは男性作家さんなのにねぇ…。続いて第二弾を読みます〜。 2014/03/19

さるまる

21
雪平シリーズとはちょっと違ったテイストの秦さんの作品。 どちらかといえばユーモアミステリーになるような気もするのだけれどそこまで行ってない気もします。こういった作品は突き抜けると面白いのだと思うのだけれど、あえてその前で踏みとどまっているのか、それともつきぬけられなかったのか、少し残念な出来です。2018/01/12

sarie

15
赤ちゃんを職場に連れてきているシングルマザーの刑事と、新人刑事のペア。そういえば永作さんでドラマをしていた気がします。ドラマと同様、こちらも挫折しました。どうしてもキャラが好きになれませんでした2016/04/11

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