河出文庫<br> 小松左京セレクション〈1〉日本

個数:

河出文庫
小松左京セレクション〈1〉日本

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月30日 00時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 509p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309411149
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

小松左京生誕八十年記念/追悼出版。代表的短篇、長篇の抜粋、エッセイ、論文を自在に編集し、SF作家であり思想家であった小松左京の新たな姿に迫る、画期的な傑作選。第一弾のテーマは「日本」。

著者等紹介

小松左京[コマツサキョウ]
1931年、大阪生まれ。京都大学イタリア文学卒業。日本を代表するSF作家。『日本沈没』は400万部を超える大ベストセラーに。同作で日本推理作家協会賞および星雲賞日本長編部門受賞。『首都消失』で日本SF大賞受賞。2011年没

東浩紀[アズマヒロキ]
1971年、東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。作家、批評家。『存在論的、郵便的』でサントリー学芸賞受賞、『クォンタム・ファミリーズ』で三島由紀夫賞受賞。合同会社コンテクチュアズ代表、『思想地図β』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bura

42
小松左京が読みたくなって。セレクションの1「日本」を図書館で借りる。初期の小松左京はエネルギッシュであり、SFなれど多分に思想的である。「地には平和を」「戦争はなかった」には戦後日本への懐疑が感じられる。「御先祖様万歳」には当時のSFユーモアの王道があり、嬉しい。一番読みたかったのは「物体O」この日本を跨ぐ巨大な物体の壮大なスケール感は、まさに日本沈没の前章と言える作品だと思える。うーん、小松左京はいつ読んでもワクワクするなあ。2020/09/04

イプシロン

39
「日本」という副題を実に見事に浮き上がらせるセレクション。学生時代に齧りつくように小松作品を読んだため、編者・東浩紀の小松への強い傾倒からくる作品選択に共感できた。戦後の高度経済成長はある種の幻想ではないのか? 日本と日本人とは何か? を問う作品群はどれも圧倒的で色褪せていない。過去へと時間旅行できたとしても、時間の流れやその結果は変えられない。運命論を肯定する思想の底には、すべての運命を見極められないがゆえの人間の悲哀に満ちている。自分の世界にしか生きられない個人は、他人の人生を左右できないのである。2019/10/03

まえすとろ

33
数ある小松左京作品の中で「日本」をテーマに置いた傑作、名作を再録または抜粋した作品集。編集の東浩紀は自他共に認める小松左京の大ファン。小松左京最高傑作の誉れも高い『果てしなき流れの果てに』の≪草案≫でもあり、長らく絶版だった『地には平和を』、和製「タイムトンネル」を題材にしたSFコメディの傑作『ご先祖様万歳!』、長編小説『果てしなき流れの果てに』からのスピンオフストーリーであり、小松作品にしては珍しいSFラブファンタジーの短編『お糸』の再録は非常に嬉しい。↓2014/10/16

あきあかね

27
 今まであまりSFは読んで来なかったけれど、NHKの『100分de名著』の小松左京の特集で、その世界観の広大さに惹かれ手に取った。 この選集のテーマは「日本」。戦後、高度成長を経て経済大国になった日本社会、そこに生きる日本人を当たり前のものとして捉えず、新たな視点から光を当て、読み手に疑問を呈する。その問いかけをより強調し直截に行うために、SFという「舞台装置」が用いられているように感じられる。 著名な長編小説『日本沈没』はエピローグ部分のみが載っているが、竜に見立てた日本列島が海中に飲み込まれてゆく⇒2019/07/28

Tadashi_N

21
危機の際の対応について、現政権のお粗末さが図らずしてわかる。2020/06/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4338956
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。