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河出文庫
NOVA〈2〉―書き下ろし日本SFコレクション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309410272
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

日本SF界を代表する作家から、ミステリ系、ホラー系、幻想系、ライトノベル系までが入り乱れた、前代未聞の書き下ろしSFアンソロジー。

著者等紹介

大森望[オオモリノゾミ]
1961年、高知県高知市生まれ。京都大学文学部文学研究科卒。翻訳家、書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyanco

23
恩田、宮部、小路さんの名前を見つけて読み始める。宮部作品はミステリーのような展開が途中からSFに!宮部さんらしい見事な作品。小路さんもほのぼの系の少年もので、作者らしい作品。各々の作品も面白かったが、大森氏が各篇の前に呟いている部分が面白い。小路さんは自らの立候補だったり、恩田さんとの長い長い道のりのことなど、失礼ながら編集後記の部分が一番楽しかったです。今後、登場予定の作家さんにも気になる方がいっぱい。3、4・・・と楽しみにさせていただきます。 2010/08/07

キキハル

22
評判通りの面白さだった。恩田陸の「東京日記」で、これ好きかもと思ったがそんなもんじゃなかった。後半の充実さが特に素晴らしい。「クリュヤの魚」は初恋の切なさを「五色の舟」では家族の絆と最後の一文に涙した。そして宮部みゆきの「聖痕」神とは何か、正義とは何かを重く問いかけてくる。どれも長編で一冊書ける内容だ。こういうのを読んでいるとSFは本当に自由だと思う。何かのイメージが湧き出てきて、あるいはどこからかスポンと身体の中に飛び込んできて、そこから想像がふくらむ。力強い物語の翼が羽ばたくのだ。明日へと。未来へと。2011/05/13

mm

19
様々テイスト。カラフルカラフル。SF福袋。オープニングの神林長平さんにノックアウトされました。この方の作品は他のもの読まなくては。法月倫太郎さんも良かったなあ。脱獄する先に目眩が…倉田サン。読めませんでした。ルールの分からんスポーツの試合観戦のようでした。東浩紀さんは三島由紀夫賞の作品らしい。田辺青蛙さんは、作品にもびっくりしたけど、円城塔の嫁であることにもっと驚いた。宮部さんの読ませる技にはいつも感服いたします。しかしなんといっても、大森さん。仕事の量が…私の何人分くらい⁇一以下の私を掛けると減るけど。2021/04/27

亮人

19
大森望氏が読書メーターの感想をチェックされてるとあとがきに書いてあるので緊張。とりあえず、法月綸太郎、恩田陸、神林長平の作品が好きだった。宮部みゆきも凄かったがこれはSFなのか??倉田タカシは読む気力が湧いてこなかった(笑。2010/07/14

Fondsaule

18
★★★★★ 書き下ろしのSF短編集、第2弾。 神林長平「かくも無数の悲鳴、 小路幸也「レンズマンの子供」、法月綸太郎「バベルの牢獄」、倉田タカシ「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」、恩田陸「東京の日記」、田辺青蛙「てのひら宇宙譚」、曽根圭介「衝突」、東浩紀「クリュセの魚」、新城カズマ「マトリカレント」、津原泰水「五色の舟」、宮部みゆき「聖痕」、西崎憲「行列」の全12編。「衝突」「クリュセの魚」「五色の舟」が好きだ。 2019/07/11

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