河出文庫
三木助歳時記〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309408958
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

安藤鶴夫が晩年、そのすべてを賭けて書き続け、絶筆となった日本文学の秘められた名作。下巻のはじまりの時代は戦後。四十歳をすぎて初めて恋をして、それでもまだ博奕がやめられない落語家は三代目桂三木助を襲名、近藤亀雄こと安藤鶴夫の協力のもと、古典〈芝浜〉に挑み、この名演によって、その名を不動のものにする。

目次

あれみやしゃんせ
男橋女橋
春燈
つばめくる
上げ潮
ちょいとな
長崎にて

著者等紹介

安藤鶴夫[アンドウツルオ]
1908年、東京浅草橋生まれ。作家、演劇評論家。劇評、演芸評、随筆、小説など精力的な執筆活動を行い、“あんつるさん”の愛称で親しまれる。64年『巷談本牧亭』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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