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河出文庫
落語の年輪 大正・昭和・資料篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309408781
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

内容説明

大正から昭和、落語が時代に翻弄された歴史をたどる、落語通史の後編。「江戸・明治篇」に続き、震災・戦災での受難と衰退、そして昭和の黄金時代、上方落語の復活までを描く。落語史の貴重資料、著者渾身の「舌耕文芸年譜考証」所載。

目次

1章 大正落語戦国史―咄家の離合集散(寄席演芸株式会社と睦会;群雄きそいたつ;上方落語の灯は消えて;大正大震災前後)
2章 昭和の東西落語界―新旧協会の競合(芸術協会の成立;二つの流れ;ラジオ騒動)
3章 戦中・戦後の東西落語界―東西落語の再編成(“はなし塚”由来;戦雲晴れて;孤塁を守った楽語荘同人;陽はまたのぼる)
舌耕文芸年譜考証

著者等紹介

暉峻康隆[テルオカヤスタカ]
1908‐2001年、鹿児島生まれ。文学博士。近世文学を専攻し、なかでも西鶴をはじめとする江戸戯作文学の研究を行い、早稲田大学などで教鞭をとった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiiseegen

0
東京の咄家が離合集散する話は何ともややこしい。本巻では震災、戦争と苦難を乗り越えつつ戦後の黄金期へ・・・そして、上方落語の復活で通史は締めくくられている。約半分は「舌耕文芸年譜考証」と資料的な感じに。落語に染まった数日間。2014/02/07

いちはじめ

0
元版が1978年刊なので、大正・昭和・資料篇といっても昭和半ばまでしかフォローしていないが、大変な労作。資料篇にあたる年譜だけでも一読の価値あり2008/01/04

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