河出文庫
となりの宇宙人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309408699
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

円盤の事故で不時着した宇宙人とアパートの住人との交流を描く表題作、ある日突然宇宙からやってきて世界中の道路を走りはじめた無数のボールの騒動、落語の語り口によるブリキ屋源さんのライターをめぐる数奇な物語、交通事故を境に理由もなく人に嫌われるようになった男の悲劇等、語りの名手による奇妙な10のSF短篇。

著者等紹介

半村良[ハンムラリョウ]
1933‐2002年。東京生まれ。都立両国高校卒。多くの職業を転々とし、1962年「収穫」で「SFマガジン」のコンテストに入選。『石の血脈』で星雲賞、『産霊山秘録』で泉鏡花賞、『雨やどり』で直木賞、『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞、『かかし長屋』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

4
108円本。以前何かの小説で「半村良の小説の宇宙人みたい」という表現があったので、どんな宇宙人かと思い読んでみた。う~ん、正直よくわかんない。ザ・昭和の大衆小説って印象かな。すっきりしない読後感の作品が多かったけど、特に「罪なき男」はなんで嫌われてるのかが分からなくて、ただ不快。「ボール」「ビー」「超古代の眼」が良かった。男女の色恋の表現が昭和オヤジの下ネタみたいで、失笑。しょうがないか、実際昭和の作品だし。当時は皆分かったんだろうけど「ワン、オ、オ、オー」「野獣派」「ジェントル派」って何?2016/12/11

tama_space

3
高度経済成長期のSFっぽいが、洒落の利いた短編集。こんな時代があったのかと思わせる2009/09/10

аяка

2
さらっとエンターテインメント. 話にあまり意味は見出せない.2011/07/21

チャト

1
面白かったし先見性のある部分があったが、星新一を引き伸ばしただけの様な感じがした。2016/01/19

パパ@cx-7

1
うん。面白かった。2013/01/08

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