河出文庫<br> 求愛瞳孔反射

個数:
電子版価格
¥495
  • 電書あり

河出文庫
求愛瞳孔反射

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年03月30日 00時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 140p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309408439
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0192

内容説明

獣もヒトも求愛するときの瞳は、特別な光を放つ。見えますか、僕の瞳。ふたりで海に行っても、もんじゃ焼きを食べても、眠っても、深く深く共鳴することができる、心のシンクロ率の高い僕たち。だから、いっしょにレートーコに入ろう。歌人にしてエッセイの名手、穂村弘が贈る、甘美で危険な純愛凍結詩集。

目次

あした世界が終わる日に
デニーズ・ラヴ
おねがい
氷川丸
求愛者
獣姦爆撃機
ドライブスルー
月光をたよりに
それはよく晴れた真夏の
国道にて〔ほか〕

著者等紹介

穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年、札幌市生まれ。歌人。絵本翻訳も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

139
お気に入りのほむほむの作品を読むのは10作目。こちらは詩集。ほむほむのエッセイはよく読んでいて短歌も読んだりしましたが詩は初めてかも!今作は、ほむほむが失恋をしたときに書いたので一人の女性のイメージが全体を覆ってるとのことです。どの詩も、ほむほむの短歌のようにぶっ飛んでいたり、それでいてなんだか素敵って思えて楽しむ事ができました♪やっぱり、ほむほむ只者じゃないです(笑)34の詩の中で私が印象に残ったのは「デニーズ・ラヴ」「ホームレス・バター」「海の砂」「もんじゃやき」。感性がスゴイ★とても良かったです♪2014/05/29

ヴェネツィア

138
読書メーターでもエッセイストとして人気の高い穂村弘だが、本来は歌人だ。そんな穂村の、これは3つ目のジャンルへの挑戦。短歌はその形式から言葉の分量に大きな制約があるが、詩ではまったく自由だ。それゆえにか、詩人の穂村は意外にも饒舌だ。短歌の制約から逃れるかのように。ここでの詩は、ことごとく架空のまだ見ぬ恋人にあてた一方通行の通信だ。短歌とエッセイの中間といった風情。ペーソスを湛えたコミカルなものもあるし、永遠性を歌ったものもある。詩のリズムは入沢康夫のそれを思わせる。タイトルも詩集としての配列も魅力的だ。 2013/05/11

ダリヤ

70
なにをいっているのかわたしにはわからなかったけど、とにかくあいてを愛してやまないきもちはわかったきがする。それはもう、ちょっとこわくなるようなくるっているほどの愛が。ホームレス・バターはとてもすき。2015/01/05

なる

66
歌人が綴る自由律。とても男性っぽい。作詞家とかミュージシャンの書く自由詩を読んだ時とかなり近い印象を持った。それはおそらく短歌や歌詞という、制限された中で言葉を綴る人がリミッターを外した時に生じる開放感なのかもしれない。ダダイズムっぽいのもあれば少女詩集のような趣のものもあって幅広い。エッセイのような風味のものもあり、個人的にはバブル期を駆け抜けた秋元康や森雪之丞の詩集(≠歌詞)から毒々しさを抜いたような。『渚へ』が正統派で好きだけれど『マイ・エンジェル』には思わず唸った。この発想はいい。すごくいい。2021/03/31

けいこ

36
穂村弘さんの詩集を初めて手に取った。え〜っと、、どうしたものか。頭の中がグルグル。なにこれ、変なの。 でも、こんなに攻めたり、引いたり、どっか行っちゃったり、自由でいいな。失恋を機に書いたものらしいけれど、意味不明な中に、ちゃんとまだ好きって気持ちが伝わる。穂村ワールド手強い。2021/07/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/552847
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。